特許
J-GLOBAL ID:200903046805934374

エンジン排熱利用吸収式冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-014635
公開番号(公開出願番号):特開平7-218019
出願日: 1994年02月08日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 異なる温度レベルの熱源を1つの低温側の再生器にて回収することにより、低温側の再生器の個数を減少でき、且つ低コスト化を図ることを可能にする。【構成】 高温再生器7の熱源として、エンジン排気の排熱を利用し、低温再生器8の熱源として、高温再生器7で発生した高温の蒸気冷媒の潜熱、エンジン排気の排熱を回収したエンジン冷却水の排熱を利用して、1つの低温再生器8にてエンジン排熱を有効に回収するようにした。また、吸収器11内の希溶液を高温再生器7へ供給する希溶液流路42の途中から分岐する低温側希溶液流路49に可変絞り弁46を設けた。そして、その可変絞り弁46により低温再生器8内へ循環する希溶液の循環量を、水温センサ83で検出したエンジン冷却水の戻り温度に応じて増減するようにして、エンジン冷却水からエンジン2の冷却機能を奪ったり、エンジン冷却水を過冷却したりすることを防止した。
請求項(抜粋):
(a)溶液より蒸気冷媒を発生させる高温側の再生器と、(b)この高温側の再生器と並列に接続され、前記高温側の再生器より低温の蒸気冷媒を発生させる1つの低温側の再生器と、(c)この低温側の再生器内の溶液中に導かれて、内部を通過するエンジン冷却水にて前記低温側の再生器内の溶液を加熱する第1低温側加熱部を有する冷却水回路と、(d)前記低温側の再生器内の溶液中に導かれて、内部を通過する前記高温側の再生器で発生した蒸気冷媒にて前記低温側の再生器内の溶液を加熱する第2低温側加熱部を有する冷媒流路と、(e)前記高温側の再生器内の溶液中に導かれて、内部を通過するエンジン排気にて前記高温側の再生器内の溶液を加熱する高温側加熱部、およびこの高温側加熱部の下流側に接続され、内部を通過するエンジン排気にて前記第1低温側加熱部に流入する前のエンジン冷却水を加熱する排気熱交換部を有する排気流路とを備えたエンジン排熱利用吸収式冷凍装置。
IPC (3件):
F25B 15/00 303 ,  F25B 15/00 306 ,  F25B 27/02

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