特許
J-GLOBAL ID:200903046807146446

ガスタービンの燃焼器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-017740
公開番号(公開出願番号):特開平5-215337
出願日: 1992年02月03日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 ガスタービンの燃焼器において、燃焼用空気量と希釈用空気量の割合を簡単な構成で制御してNOxの発生を抑制すると共に良好な燃焼効率を確保する。【構成】 第1筒状部材2の下流側端部2aは第2筒状部材4の上流側端部4a内に摺動可能に嵌入される。1次燃焼用空気孔8および2次燃焼用空気孔10を介して1次燃焼領域6a内および2次燃焼領域6b内に燃焼用空気が流入する。また希釈用空気孔12を介して希釈領域6c内に希釈用空気が流入する。機関低負荷運転時には図1に示されるように希釈用空気孔12が全開状態に保たれる。一方、機関高負荷運転時には燃焼室6内で発生する熱量が増加するので第1筒状部材2が熱膨張し、その結果希釈用空気孔12の一部が第2筒状部材4の上流側端部4a周壁面によって閉鎖される。
請求項(抜粋):
燃焼室を形成する筒状部材の壁面上に燃焼用空気孔を形成し、圧縮機により圧縮された空気を該燃焼用空気孔を介して燃焼室内に供給して燃焼室内に供給された燃料を燃焼させると共に、該燃焼用空気孔下流の筒状部材壁面上に希釈用空気孔を形成し、該圧縮機により圧縮された空気を該希釈用空気孔を介して燃焼室内に供給して既燃ガスを希釈するようにしたガスタービンの燃焼器において、上記燃焼用空気孔の下流において上記筒状部材を上流側の第1の筒状部材と下流側の第2の筒状部材とに分割すると共に該第1筒状部材の下流側の端部と該第2筒状部材の上流側の端部とを摺動自在に嵌合せしめ、該第1筒状部材の下流側端部近傍の周壁面および該第2筒状部材の上流側端部近傍の周壁面のいずれか一方または両方に上記希釈用空気孔を形成し、燃焼室内の燃焼温度が高くなるにつれて該第1筒状部材が熱膨張することにより第1筒状部材の下流側端部周壁面または第2筒状部材の上流側端部周壁面によって閉鎖される該希釈用空気孔の面積が増大するようにしたガスタービンの燃焼器。
IPC (2件):
F23R 3/26 ,  F02C 9/16
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭59-086823
  • 特開昭63-251725
  • 特開昭54-141914
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