特許
J-GLOBAL ID:200903046822354756

注射可能な薬剤を凍結乾燥し且つ共に戻すようになされた注射器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-009727
公開番号(公開出願番号):特開平7-213609
出願日: 1995年01月25日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】凍結乾燥した薬剤を希釈液によって元に戻す形式のコンパクトで低廉な皮下注射器の提供。【構成】注射器組立体10はほぼ円筒形の注射器筒12とプランジャロッド48とを含む。プランジャストッパ30上の先端部分は、凍結乾燥工程中に注射器筒から蒸気が流れ出るのを許容する形状になされている。プランジャストッパの基端部分は、液密摺動係合状態で注射器筒と係合するような大きさになされている。チャンバ20内の薬剤は凍結乾燥され、凍結乾燥の後に注射器筒に負圧が適用される。プランジャストッパ30は、次いで先端方向に付勢されて注射器筒と密封係合状態となる。プランジャロッド48はプランジャストッパと係合することができる。次いで、先端キャップ28が取り外され、プランジャロッドとプランジャストッパとを基端方向に動かすことによって希釈液がチャンバ内に抜き取られる。この注射器組立体は、次いで標準的な方法で使用することができる。
請求項(抜粋):
注射可能な薬剤を凍結乾燥し且つ引き続いて元に戻すための注射器組立体であって、開口した基端、先端及び基端と先端との間に延びて液体受け入れチャンバを形成しているほぼ円筒形のチャンバを有し、前記先端を貫通して延び且つ前記チャンバと連通している通路が設けられた注射器筒と、前記チャンバを外界から隔離するために前記通路を解除自在に密封するための手段と、互いに対向する基端と先端とを有するプランジャストッパであって、当該プランジャストッパの少なくとも先端が前記チャンバ内に配設され、当該プランジャストッパに形成され且つ前記先端から延びて当該プランジャストッパの端部間のある位置で終わっている少なくとも1つの蒸気通路が設けられ、当該プランジャストッパの基端は前記円筒形のチャンバ壁と液密摺動係合するような大きさになされて当該プランジャストッパの先端が前記チャンバ内に係合することができて、前記蒸気通路によって前記注射可能薬剤の凍結乾燥中に前記チャンバから蒸気が逃げることができ、前記基端は前記チャンバ内の凍結乾燥された薬剤を密封するために凍結乾燥の完了時に前記チャンバの円筒形の壁と液密摺動係合するように付勢することができるような大きさになされており、当該プランジャストッパは続いて前記凍結乾燥された薬剤を元に戻して注射可能形態とするために基端方向に付勢されるようになされている、プランジャストッパと、プランジャロッドと係合するために前記プランジャストッパの基端に形成された取り付け手段と、からなる注射器組立体。
IPC (2件):
A61M 5/178 ,  A61J 3/00 300
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-048377

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