特許
J-GLOBAL ID:200903046827833407

構造性能指標推定装置、及び構造物の構造性能リアルタイムモニタリング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-318351
公開番号(公開出願番号):特開2005-083975
出願日: 2003年09月10日
公開日(公表日): 2005年03月31日
要約:
【課題】 本発明は、構造物の各層における減衰係数及び剛性を、オンライン処理によりリアルタイムで推定することの可能な、構造性能指標推定装置、及び構造物の構造性能リアルタイムモニタリング方法を提供する。【解決手段】 第1の工程で、構造物7の各層における所定位置に計測装置3のセンサ3aを設置する。第2の工程で、計測装置3を用いて構造物7に基礎加速度が入力されたことにより観測される各層からの絶対加速度を測定し、構造性能指標推定装置本体2に直接送信する。第3の工程で、構造性能指標推定装置本体2において、演算処理を行い、構造物7の各層における減衰係数及び剛度を推定する。第4の工程で、第2の工程及び第3の工程を絶対加速度が観測される毎に繰り返して構造物7の各層毎で減衰係数及び剛性の推定値を時系列で取得し、これらを指標として構造性能をモニタリングする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
構造物の構造性能指標となる減衰係数及び剛性を推定するための構造性能指標推定装置であって、 基礎加速度の入力により出力される構造物の振動情報のなかで少なくとも絶対加速度を検知する計測装置と、 該計測装置により検知された絶対加速度を格納するデータ領域、また、該データ領域に格納された絶対加速度を用いて構造物の減衰係数及び剛性を推定する演算式が少なくとも格納されるプログラム領域を備える記憶装置、 該記憶装置のデータ領域に格納されたデータと、プログラム領域に格納された演算式とを用いて演算処理を行う演算装置、 及び該演算装置より得られる演算処理結果を出力する出力装置を備える構造性能指標推定装置本体により構成され、 前記プログラム領域に格納された演算式には、構造物への基礎加速度の入力に伴い絶対加速度、速度及び変位に係る観測値が得られる場合に適用され、力の釣り合い条件を用いて構造物の減衰係数及び剛性に係る推定値を直接算定する直接推定演算式から、 時間に関する差分を取り変位を、また絶対加速度の不完全積分を取り速度を不要にした演算式が格納されていることを特徴とする構造性能指標推定装置。
IPC (2件):
G01M7/02 ,  G01M19/00
FI (2件):
G01M7/00 A ,  G01M19/00 Z
Fターム (5件):
2G024AD34 ,  2G024BA13 ,  2G024CA04 ,  2G024DA11 ,  2G024FA06
引用特許:
審査官引用 (4件)
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