特許
J-GLOBAL ID:200903046828810630
光通信装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-269331
公開番号(公開出願番号):特開平11-098083
出願日: 1997年09月16日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 従来は、位置ずれと光路遮断との区別ができず、光路遮断のときにも光軸合わせの走査を開始してしまう。また、従来は受光レベル測定の待ち時間として固定的に設定していたため、光軸合わせのための時間が長くかかる。【解決手段】 受光レベルの変動がおさまったときの受光レベル測定値ADNEW2と、最初の受光レベル測定値ADOLDとを比較し(ステップ107)、両者が等しいときには、位置ずれが生じていないから、受光レベルの変動を監視するべく受光レベルを測定してADNEW1を更新する。ADNEW2とADOLDとの差の絶対値が、閾値ADTRH2よりも大であるときには、受光レベルの変動要因は微小移動による位置ずれによるものであると判断して、微サーチを行う。ADNEW2が、閾値ADTRH3よりも小であるときには、最初からサーチをやり直す。
請求項(抜粋):
光送受信装置から放射されているガイド光を検出するために、受光部及び発光部を移動する光走査を前記受光部による受光信号を監視しつつ行い、前記ガイド光検出後に前記受光部及び発光部と前記光送受信装置との光軸合わせを行ってから前記光送受信装置との間で前記受光部及び発光部を介して光通信を行う光通信装置において、前記受光部の出力受光信号レベルを検出する受光レベル検出回路と、前記受光部及び発光部の位置を、外部駆動信号に基づいて一体的に回動制御する回動手段と、前記受光レベル検出回路から出力された受光レベル検出信号に基づき、前記受光部上の光スポットの位置の中心位置からの偏差を示すレベル偏差を計算する計算手段と、前記計算手段により計算されたレベル偏差に基づき、そのレベル偏差の絶対値が予め設定した閾値よりも小なるように、前記回動手段に前記駆動信号を供給する駆動手段と、前記駆動手段による駆動終了後に前記受光レベル検出回路の受光レベルに基づいて、受光レベル変動が発生したかどうか監視する監視手段と、前記監視手段により受光レベル変動の発生が検出されたとき、前記受光レベル検出回路から出力された受光レベル検出信号を所定時間間隔で複数回取り込み、それら複数の受光レベル検出信号のうち最大値と最小値との差に基づき前記受光レベル変動がおさまったかどうか判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段により前記受光レベル変動がおさまったと判定されたときの前記受光レベル検出信号の値を取り込み、その取り込んだ値と前記受光レベル変動が発生する前の前記受光レベル検出信号の値とを比較することにより、前記受光レベル変動の要因を判断し、その判断結果に基づいて、前記監視手段による監視動作の継続、前記計算手段によるレベル偏差の再計算、及び前記回動手段による前記光走査のいずれかを実行させる制御手段とを有することを特徴とする光通信装置。
IPC (4件):
H04B 10/105
, H04B 10/10
, H04B 10/22
, G06F 3/00
FI (2件):
H04B 9/00 R
, G06F 3/00 E
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