特許
J-GLOBAL ID:200903046832103379

土台部の外壁構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-216313
公開番号(公開出願番号):特開平10-061032
出願日: 1996年08月16日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【目的】 新築あるいは改修における躯体を下地とし、これに通気工法、防虫機能を付加した外壁を形成するための土台部の外壁構造とすることである。【構成】 縦胴縁Bの厚みにより形成される土台1と乾式外壁材Dとの間の空隙γを、土台1部分において水切り材Cの底片15にて被覆すると共に、底片15に複数の底片孔17を設けることにより、空気の流れ(通気構造、エアサイクル)を阻害せずに、壁内に害虫や、小動物の侵入を防止することができ、しかも、水切り材Cを2部材としたので、現場毎に縦胴縁Bの厚みが変化しても、同一部材で対応することができる土台部の外壁構造となる。
請求項(抜粋):
主柱、間柱に対応してほぼ垂直に縦胴縁が固定され、該縦胴縁に雄雌連結構造の乾式外壁材が固定されている土台部の外壁構造において、略断面を垂直な固定片と該固定片の途中を外方に突出させた突出片と該突出片の先端を上方に屈曲した挿入片とから、L字状に形成したスタータ部を形成し、さらに、前記固定片の下端を外方に傾斜して突出させた水切り片と該水切り片の先端を下方に垂下させた化粧片と該化粧片の下端部裏面側に、内部に係止爪を複数形成した係止溝を形成した係止体と、水平な底片と該底片の先端に係合爪を形成した係合体の2部材からなり、係止体の係止溝に係合体の底片を挿入し、係止爪と係合爪との嵌合によって一体化すると共に、前記突出片に突出片孔を、前記底片に底片孔を複数形成した長尺状の水切り材を備え、水切り材の底片上に縦胴縁下端を、水切り材の固定片裏面に縦胴縁の側面をそれぞれ密着させて土台部分に配設されており、かつ、水切り材の挿入片に乾式外壁材の雌型連結部が嵌合されて、外壁が形成されていることを特徴とする土台部の外壁構造。
IPC (3件):
E04B 1/64 ,  E04B 1/70 ,  E04F 13/08 101
FI (3件):
E04B 1/64 C ,  E04B 1/70 D ,  E04F 13/08 101 W

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