特許
J-GLOBAL ID:200903046834313214

重金属含有廃水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-164425
公開番号(公開出願番号):特開平5-007881
出願日: 1991年07月04日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 リン酸と第一鉄イオンを含む廃水にアルカリを添加して精密濾過膜で分離することにより処理するにあたり、精密濾過膜の濾過速度の改善を図る。【構成】 MF膜分離装置6の濃縮液の一部を循環槽3に循環する。循環槽3のpHは5〜8とする。【効果】 循環槽3のpHを5〜8とするため、リン酸を効率的に除去し、高い濾過効率を達成し得る。循環槽3に循環される濃縮液と共に導入される空気中の酸素により第一鉄イオンが第2鉄イオンに酸化され、pH5〜8の領域でも鉄イオンは溶出しない。膜の透過速度の向上、汚泥の高濃度化、脱水性の向上が図れる。
請求項(抜粋):
リン酸と第一鉄イオンを含む重金属含有廃水にアルカリを添加して不溶物を生成させた後、循環槽を経て精密濾過膜分離装置で膜分離して、処理水と濃縮液とに分離する重金属含有廃水の処理方法において、分離された濃縮液の少なくとも一部を前記循環槽に導入すると共に、該循環槽内の循環液のpHを5〜8とすることを特徴とする重金属含有廃水の処理方法。
IPC (5件):
C02F 1/62 ,  C02F 1/44 CCU ,  C02F 1/58 CDP ,  C02F 1/64 ,  C02F 9/00

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