特許
J-GLOBAL ID:200903046838686287

磁束密度が高い低鉄損鏡面一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-284932
公開番号(公開出願番号):特開平10-130726
出願日: 1996年10月28日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 変圧器等に用いられる高磁束密度一方向性電磁鋼板の磁束密度を極限まで高め、更に鏡面化と磁区細分化技術を組み合わせることにより、極限鉄損の一方向性電磁鋼板を安価で安定的に製造することを目的とする。【解決手段】 AlNを主インヒビターとし強圧下率を特徴とする一方向性電磁鋼板の製造にあたり、Biを0.0005〜0.03%含有し、焼鈍分離剤としてBiの塩化物を含有する酸化物スラリーを用いることにより、超高磁束密度鏡面一方向性電磁鋼板が得られる。得られた材料に磁区細分化処理を施すことにより超低鉄損一方向性電磁鋼板が得られる。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.02〜0.1%Si:2.0〜4.8%、酸可溶性Al:0.012〜0.050%、N:0.0030〜0.0150%、Bi:0.0005〜0.03%を基本成分とし、残部はFeおよび不可避的不純物をからなる溶鋼を鋳造し、熱間圧延し、65〜95%の最終強冷延を含む1回あるいは中間焼鈍を介入する2回以上の冷間圧延により最終板厚とし、一次再結晶を兼ねた脱炭焼鈍を施し、脱炭焼鈍から二次再結晶仕上焼鈍の工程間で必要に応じて窒化処理を行い、二次再結晶仕上焼鈍を行う工程からなる一方向性電磁鋼板の製造方法において、鋼板表面に、焼鈍分離剤100重量部に対してBiの塩化物が塩素重量部で0.2〜15重量部含有する焼鈍分離剤を塗布後、二次再結晶仕上焼鈍することを特徴とする磁束密度の高い鏡面一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/46 501 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06 ,  H01F 1/16
FI (5件):
C21D 8/12 B ,  C21D 9/46 501 A ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/06 ,  H01F 1/16 B

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