特許
J-GLOBAL ID:200903046839077217

コリオリ流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-247538
公開番号(公開出願番号):特開平10-090034
出願日: 1996年09月19日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 共振駆動される直管型のコリオリ流量計で、被測定流体の密度や温度変化による器差変化を補正する。【解決手段】 被測定流体が流れる内側チューブ1と、バランスウェイト8を取り付けた外側チューブ2とで各々固有振動数の等しい同軸二重振動管10を構成し一定振幅で共振駆動する。流体密度が変化すると内・外チューブ1,2の振幅比が変化し器差シフトするが、振幅比を検知することなく共振周波数検出回路30で共振周波数を検知する。器差補正回路40には、共振周波数と密度の関係、密度と器差の関係を記憶しているので、検知した共振周波数から器差補正を行う。また、内・外チューブ1,2各々の材質,形状の温度変化によって生ずる器差も同様な手段で補正する。
請求項(抜粋):
被測定流体が流れる内側チューブおよび該内側チューブの外側に両端が固着された外側チューブとからなる同軸な二重直管からなり、前記外側チューブに該外側チューブの固有振動数を、前記内側チューブの固有振動数と等しくする重量をもったバランスウェイトが取り付けられた二重振動管と、該二重振動管を一定振幅の共振周波数で駆動する駆動手段と、前記駆動により前記二重振動管に作用するコリオリの力に比例した位相変位を検知する一対のセンサと、該センサの出力に基づいて質量流量を求める質量流量演算器を有するコリオリ流量計において、予め定められた、流体密度と前記共振周波数との第1の関係および流体密度と器差との第2の関係を記憶する記憶手段と、前記コリオリ流量計に被測定流体を流したときの前記共振周波数と前記記憶手段に記憶された前記第1の関係とを対比して該被測定流体の密度を求め、該密度と前記第2の関係から器差を補正する器差補正手段を有することを特徴とするコリオリ流量計。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • コリオリ流量計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-311402   出願人:株式会社オーバル
  • 振動型測定器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-215663   出願人:富士電機株式会社
  • コリオリ流量計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-123549   出願人:株式会社オーバル
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