特許
J-GLOBAL ID:200903046851577004

光ファイバコードと単心光ファイバコネクタとの接続方法及び接続構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-339519
公開番号(公開出願番号):特開平10-177121
出願日: 1996年12月19日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 太径の光ファイバコード用に製作された単心光ファイバコネクタに細径の光ファイバコードを接続するに際して、それらの間に充分な接続強度を得ること。【解決手段】 光ファイバコード10B端部に露出したファイバ芯線13B端部に補助スリーブ70を外嵌し、この補助スリーブ70を介してファイバ芯線13Bをフェルール20の挿通孔内に収容固定する。また、コード10Bのコード被覆層16B端部には補助チューブ80を外嵌し、この補助チューブ80を介してコード被覆層16Bをコード保持孔部66に挿通固定する。
請求項(抜粋):
ファイバ素線の周囲に芯線被覆層を設けてなるファイバ芯線の周囲にさらにコード被覆層を設けてなる太径と細径の2種類の径の光ファイバコードを、前記ファイバ芯線端部を収容固定するフェルールと前記光ファイバコードに覆うように取付けられるフード体とを備えた単心光ファイバコネクタに接続するための光ファイバコードと単心光ファイバコネクタとの接続方法であって、前記フェルールに形成された挿通孔部を、その先端側の素線収容部の内径寸法が前記太径の光ファイバコードのファイバ素線の外径寸法とほぼ同じになるように仕上げるとともに、基端側の芯線収容部の内径寸法が前記太径の光ファイバコードのファイバ芯線の外径寸法とほぼ同じになるように仕上げ、さらに、前記フード体に設けられたコード保持孔部の内径寸法を前記太径の光ファイバコードの外径寸法とほぼ同じに仕上げ、前記太径の光ファイバコードを前記単心光ファイバコネクタに接続する際には、光ファイバコード端部を剥離処理して露出したファイバ素線を前記フェルールの前記素線収容部に収容固定するとともに露出したファイバ芯線を前記芯線収容部に収容固定し、さらに、前記コード被覆層を前記フード体のコード保持孔部に挿通固定する一方、前記細径の光ファイバコードを前記単心光ファイバコネクタに接続する際には、光ファイバコード端部を剥離処理して露出したファイバ素線を前記フェルールの前記素線収容部に収容固定するとともに前記露出したファイバ芯線に補助スリーブを外嵌して前記ファイバ芯線を前記補助スリーブを介して前記芯線収容部に収容固定し、さらに、前記コード被覆層に補助チューブを被せて前記コード被覆層を前記補助チューブを介して前記フード体の前記コード保持孔部に挿通固定することを特徴とする光ファイバコードと単心光ファイバコネクタとの接続方法。

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