特許
J-GLOBAL ID:200903046856316551

無瞬断切替システムの位相調整回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲柳▼川 信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-149639
公開番号(公開出願番号):特開平9-331316
出願日: 1996年06月12日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 無瞬断切替区間外で切替動作が行われた時の無瞬断切替区間入力部における2回目の瞬断を防止し、伝送品質と保守性とを向上させる。【解決手段】 遅延調整制御回路5は起動時の位相調整が完了すると、その時のメモリ2への書込みタイミングとメモリ2からの読出しタイミングとの位相関係を起動時位相記憶回路6に記憶する。メモリ2への書込み及び読出しの位相関係が現用系及び予備系の両方の位相調整部において不明となった場合、遅延調整制御回路5は障害の復旧時の位相調整を実施する前に、現在のメモリ2への書込みタイミングとメモリ2からの読出しタイミングとの位相関係を起動時位相記憶回路6に記憶してある位相関係と比較する。遅延調整制御回路5はそれら位相関係の差が予め設定された判定基準を越えていれば位相調整を実行し、判定基準を越えていなければ位相調整を実施しない。
請求項(抜粋):
現用系伝送路及び予備系伝送路各々を介して伝送される信号の位相差をメモリを用いて調整し、前記現用系伝送路と前記予備系伝送路との切替えを無瞬断で行う無瞬断切替システムの位相調整回路であって、起動時に行われる前記位相差の調整で得られた前記メモリに対する書込みと読出しとの位相関係を記憶する記憶手段と、前記位相差の再調整の実行前に現在の前記メモリに対する書込みと読出しとの位相関係を前記記憶手段に記憶してある位相関係と比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に応じて前記位相差の再調整の要・不要を判断する判断手段と、前記判断手段が要と判断した時に前記位相差の再調整を行う手段とを有することを特徴とする位相調整回路。
IPC (4件):
H04L 1/22 ,  H04J 3/00 ,  H04J 3/06 ,  H04L 7/00
FI (4件):
H04L 1/22 ,  H04J 3/00 R ,  H04J 3/06 C ,  H04L 7/00 Z

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