特許
J-GLOBAL ID:200903046869054203

磁気軸受の保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-173903
公開番号(公開出願番号):特開平5-026238
出願日: 1991年07月15日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】ロータの焼付けを未然に防ぐことが可能な磁気軸受の保護装置を提供する。【構成】タッチダウンが発生した際のロータ1の回転数をタッチダウン判別回路16で読込み、その回転数に対応した保護ベアリング10の損傷度パラメータを損傷度演算回路18で求めるとともに、タッチダウン毎の損算度パラメータを加算して累積し、この累積損算度パラメータが予じめ設定された限界損傷度パラメータを越えた場合には、異常指令回路20からアラーム信号を出力させる。
請求項(抜粋):
位置センサによってロータの浮上位置を検出するとともに、この検出値に基づいて電磁石の磁力を調整し、ロータが目標位置となるように浮上制御するターボ分子ポンプ等の磁気軸受において、上記位置センサからの検出値に基づいて、ロータが保護ベアリングと接触するタッチダウン時であると判断した場合にはその時点のロータ回転数を読込むタッチダウン判別回路と、タッチダウン時に生ずる保護ベアリングの損傷度パラメータを逐次書替え可能に記憶するとともに、ロータの回転数に対応した損傷度パラメータを回転数毎に記憶し、かつ予じめ設定された限界損傷度パラメータを記憶するデータ記憶部と、上記タッチダウン判別回路で読込まれたロータ回転数に基づいてタッチダウン時点の損傷度パラメータを上記データ記憶部から呼出すとともに、この損傷度パラメータとデータ記憶部から呼出した前回までの累積損傷度パラメータとを加算して合計損傷度パラメータを求め、かつこの合計損傷度パラメータとデータ記憶部から呼出した限界損傷度パラメータとを比較し、合計損傷度パラメータが限界損傷度パラメータを越えていない場合にはこの合計損傷度パラメータを新たな累積損傷度パラメータとしてデータ記憶部に記憶させ、またこの合計損傷度パラメータが限界損傷度パラメータを越えている場合にはベアリング破損信号を出力する損傷度演算回路と、上記損傷度演算回路からのベアリング破損信号の入力により、表示部等の警告手段に保護ベアリングの異常を表示あるいは告知させるようにアラーム信号を出力する異常指令回路と、を有することを特徴とする磁気軸受の保護装置。
IPC (2件):
F16C 32/04 ,  F04D 19/04

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