特許
J-GLOBAL ID:200903046873444172

有機性廃水の処理方法および処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾股 行雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-134611
公開番号(公開出願番号):特開平8-001193
出願日: 1994年06月16日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】微生物を包括固定した高分子ゲル担体を使用し、メタノール等の炭素源を添加せずとも高い窒素除去率が得られ、さらには高負荷運転ができ、大容量の処理槽を必要としない有機性廃水の処理方法および処理装置を提供する。【構成】活性汚泥を包括固定した水より比重の大なる高分子ゲル担体を硝化部と脱窒部に保持させて、有機性廃水を脱窒部の上部に供給し、かつ脱窒部を通る流通水を下向流とする。脱窒部の下向流によって高分子ゲル担体の層中に浮遊性有機物が大量に捕捉された状態となるため、浮遊性有機物を可溶化する酸生成菌が活発に増殖する生育環境となり、捕捉されている浮遊性有機物が可溶化されてその量は増加することなく一定の低いレベルになって、低い圧力損失に維持され、脱窒部の閉塞が防止される。また、可溶化により生成された有機酸が脱窒反応に利用される結果、処理水の窒素除去率が向上する。
請求項(抜粋):
硝化部と脱窒部との間を循環通水させて生物学的に有機性廃水中の窒素を除去する有機性廃水の処理方法において、活性汚泥を内部に固定した水より比重の大なる高分子ゲル担体をそれぞれ好気性の硝化部と嫌気性の脱窒部とに保持させると共に、有機性廃水を該脱窒部の上部に供給し、かつ脱窒部を通る流通水を下向流とすることを特徴とする有機性廃水の処理方法。
IPC (4件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/08 ,  C02F 3/10 ,  C02F 3/30 ZAB

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