特許
J-GLOBAL ID:200903046873609538

パルス位相差符号化回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-217242
公開番号(公開出願番号):特開平8-082643
出願日: 1994年09月12日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 誤差の範囲が均一で精度の良いパルス位相差符号化回路を提供する。【構成】 多数の反転回路(NAND,INV)をリング状に連結したパルス周回回路10と、パルス周回回路10内にパルスを周回させるパルス信号PAに引き続いて入力されるパルス信号PBを受けると、各反転回路の出力を所定のしきい値で2値化して取り込み、その2値化データからパルスの周回位置を特定するパルスセレクタ16と、パルスセレクタ16の動作電圧を調整する電圧調整回路22とを備える。パルスセレクタ16の動作電圧を変化させると、それに応じてしきい値も変化するため、このしきい値を適度に調整することにより、各反転回路の出力を、連続する2つの反転回路の出力の位相差が夫々略同じになるようにして取り込むことができ、延いては、パルス信号PA,PBの位相差を符号化したデジタルデータDOの各値における誤差の範囲を均一にすることができる。
請求項(抜粋):
入力信号を反転して出力する反転回路が複数個リング状に連結されると共に、該反転回路の一つが反転動作を外部からの第1の制御信号により制御可能な起動用反転回路として構成され、上記第1の制御信号の入力による該起動用反転回路の反転動作開始に伴いパルス信号を周回させるパルス周回回路と、該パルス周回回路内での上記パルス信号の周回回数をカウントし、該カウント結果を二進数デジタルデータとして出力するカウンタと、上記第1の制御信号に対して任意の位相差を有する第2の制御信号が外部より入力された時に、上記パルス周回回路の各反転回路の出力を、動作電圧に応じて定まる所定のしきい値により2値化して取り込み、2値化して取り込んだ上記各反転回路の出力に基づき上記パルス周回回路内での上記パルス信号の周回位置を検出し、該周回位置に応じた二進数デジタル信号を出力する周回位置検出手段と、該周回位置検出手段からの二進数デジタルデータを下位ビット、上記カウンタからの二進数デジタルデータを上位ビットとする複数ビットの二進数デジタルデータを第1の制御信号および第2の制御信号の位相差を表すデータとして出力するデータ出力ラインと、を備えたパルス位相差符号化回路において、上記周回位置検出手段の動作電圧を調整する電圧調整手段を設け、上記周回位置検出手段のしきい値は、上記電圧調整手段により上記動作電圧を調整することにより、上記周回位置検出手段が2値化して取り込んだ上記各反転回路の出力のうち、連続した2つの反転回路の出力の位相差が夫々一定となるように調整されていることを特徴とするパルス位相差符号化回路。
IPC (4件):
G01R 25/00 ,  G01R 29/02 ,  H03L 7/085 ,  H03M 1/60
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭3-220814
  • 特開平3-125514
  • 特開平4-232477
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