特許
J-GLOBAL ID:200903046874158785

舶用減速逆転機のスラスト支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樽本 久幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-204724
公開番号(公開出願番号):特開平5-024581
出願日: 1991年07月19日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 逆回転仕様の場合であっても、出力軸上の大ギヤとそれに咬合するピニオンを取り替えるのみで、少なくとも前進時には、各軸に発生するスラスト力を相互に打ち消し合うように構成する。【構成】 サポート軸(3)を経由する動力伝達経路を後進側として使用した場合には、サポート(3)軸上のギヤによって発生するスラスト力は同方向となるが、出力軸上のスラスト力は互いに打ち消しあい、他方、前進側として使用した場合には、サポート軸(3)上のスラスト力が互いに打ち消し合い、同じく、出力軸(2)上に発生するスラスト力も互いに打ち消し合う構造とする。
請求項(抜粋):
互いに平行に軸支された入力軸、サポート軸及び出力軸を備え、入力軸上のドライブギヤとサポート軸上のドリブンギヤとを相互に咬合し、かつ、入力軸とサポート軸上の各ピニオンギヤを出力軸上の大ギヤへ各々咬合するとともに、入力軸上にそのドライブギヤとピニオンギヤを連結するクラッチを、サポート軸上にそのドリブンギヤとピニオンを連結するクラッチを設けた減速逆転機において、上記各ギヤをはすば歯車とし、上記サポート軸のピニオンギヤから大ギヤを駆動する動力伝達経路を後進側として使用した場合には、上記サポート軸上のギヤによって発生するスラスト力は同方向となるが、出力軸上の大ギヤとプロペラによって発生するスラスト力は互いに打ち消しあい、他方、前進側として使用した場合には、サポート軸上のギヤによって発生するスラスト力が互いに打ち消し合い、同じく、出力軸上の大ギヤとプロペラによって発生するスラスト力も互いに打ち消し合う構造としたことを特徴とする舶用減速逆転機のスラスト支持装置。
IPC (2件):
B63H 23/08 ,  F16H 3/14

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