特許
J-GLOBAL ID:200903046877836628

歪曲収差を補正するための電子映像システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-348343
公開番号(公開出願番号):特開平6-205242
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 撮影光学系が有する歪曲収差の大きさに関わりなく歪曲収差を効果的に補正し、高品質の画像を得ることができる電子映像システムを提供する。【構成】 負の歪曲収差を発生させる撮影光学系と、撮像素子と、撮像素子から電気信号を受けて撮影光学系によって発生した負の歪曲収差を補正する電気信号処理装置から構成され、該電気信号処理装置が撮影光学系の倍率を式(1)に示す条件に近似させる手段と、負の歪曲収差を補正するために式(2)に示す条件に基づいて上記像の周辺部を伸長し且つ中心部を縮小させる手段を有する電子映像システム。式(1) β = aβ<SB>0 </SB>+β<SB>1 </SB>y+β<SB>2 </SB>y<SP>2 </SP>+β<SB>3 </SB>y<SP>3 </SP>+・・・式(2) β ≒ aβ<SB>0 </SB> (a<1)但し、aは近軸倍率縮小率であり、収差の補正前はa=1である。また、yは像高、βは上記撮影光学系の倍率、β<SB>0 </SB>は近軸横倍率、β<SB>1 </SB>,β<SB>2 </SB>,β<SB>3 </SB>,・・・は係数である。
請求項(抜粋):
負の歪曲収差を発生させるように設けられた撮影光学系と、該撮影光学系によって形成された歪曲収差を含む像を受光する位置に設けられていて上記像の光電変換を行う撮像素子と、該撮像素子から得られた電気信号を受け、上記撮影光学系によって発生した負の歪曲収差を補正する電気信号処理装置とから構成されていて、上記電気信号処理装置が、上記撮影光学系の倍率を以下の式(1)に示す条件に近似させる手段と、上記負の歪曲収差を補正するために以下の式(2)に示す条件に基づいて上記像の周辺部を伸長し且つ中心部を縮小させる手段とからなることを特徴とする電子映像システム。式(1) β = aβ<SB>0 </SB>+β<SB>1 </SB>y+β<SB>2 </SB>y<SP>2 </SP>+β<SB>3 </SB>y<SP>3 </SP>+・・・式(2) β ≒ aβ<SB>0 </SB> (a<1)但し、aは近軸倍率縮小率であり、上記収差の補正前はa=1である。また、yは像高、βは上記撮影光学系の倍率、β<SB>0 </SB>は近軸横倍率、β<SB>1 </SB>,β<SB>2 </SB>,β<SB>3 </SB>,・・・は係数である。
IPC (4件):
H04N 5/14 ,  G02B 13/16 ,  G02B 13/18 ,  G02B 27/18

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