特許
J-GLOBAL ID:200903046887284097

自動分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-137645
公開番号(公開出願番号):特開平11-316235
出願日: 1998年05月02日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 検体処理能力を高め、かつ幅広い検体の測定を可能にする。【解決手段】 抗原を含んだ検体と抗体試薬を前処理容器6に注入し、一定時間抗原抗体反応を起こさせた後、プローブ50によりその反応液を吸引し、続いて溶離液収納容器7から溶離液Aを吸引して反応液をカラム52に導入する。次に、カラム52に送液部54から溶離液Aを供給してカラム52の洗浄を行なった後、送液部54から溶離液Bをカラム52に流し、カラム52に吸着されていた反応液を溶出分離し、抗原抗体複合体が溶出される時間だけプローブ50を反応容器8に移動させて分注する。その反応容器8に基質を含む試薬を分注し、抗体試薬の標識酵素と反応させる。その試薬添加後、測光装置14による測定を行なうが、測光までの時間は検体の濃度などに応じて任意に設定する。
請求項(抜粋):
複数の検体容器を配置した検体収納部、複数の前処理容器を配置した前処理部及び複数の反応容器を配置した反応容器部が配置された反応テーブルと、前記反応テーブルの外部に配置された複数の反応試薬容器と、前記反応テーブルの所定の位置及び前記反応試薬の位置を含む所定の位置の間を移動可能に設けられ、溶液の吸引と吐出を行なう第1プローブと、液体試料成分の分離を行なう分離部と、吸引吐出機構を備えて前記反応テーブルの所定の位置の間を移動可能に設けられ、前記前処理容器で前処理された液体試料を吸引して前記分離部に供給し、その分離部で分離された特定成分を前記反応容器に吐出する第2プローブと、反応テーブルの反応容器部の測光位置の近傍に配置され、測光位置の反応容器内の反応溶液の光学的測定を行なう測光装置と、前記反応テーブルの動作の制御、前記第1プローブによる前記検体容器から前記前処理容器への検体の吸引・吐出、前記反応試薬容器から前記前処理容器への前処理用試薬の吸引・吐出及び前記反応試薬容器から前記反応容器への反応試薬の吸引・吐出の動作の制御、前記第2のプローブによる前記前処理容器から前記分離部への前処理済み検体の供給及びその分離部により分離された目的成分を前記反応容器へ吐出する動作の制御、並びに前記反応容器での反応の開始から前記測光装置によるその反応溶液の光学的測定までの時間を任意に設定可能にしてその測光動作の制御を行なう制御装置とを備えたことを特徴とする自動分析装置。
IPC (4件):
G01N 35/04 ,  G01N 33/53 ,  G01N 35/00 ,  G01N 35/02
FI (4件):
G01N 35/04 A ,  G01N 33/53 T ,  G01N 35/00 F ,  G01N 35/02 F

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