特許
J-GLOBAL ID:200903046888069661

水性媒体中におけるエチレン不飽和単量体のラジカル重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-517334
公開番号(公開出願番号):特表平9-508668
出願日: 1995年12月07日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】本発明は、(a)重合に使用される出発溶液および、例えば、単量体、種ラテックス、緩衝剤、乳化剤および/または保護コロイドなどの重合に必要とされる遊離物を予備混合装置に導入し、充分に混合し、重合容器に移される前に重合温度まで加熱し、熱ラジカル重合開始剤が使用されるなら重合開始剤は使用されず、レドックス重合開始剤系統が使用される場合は個々の重合開始剤成分だけが使用されること;(b)いったん混合物が重合温度に達したら、重合容器に移され、その重合容器の壁は混合物を移し重合する間は冷却することにより重合温度より低い温度に維持され;重合はレドックス重合開始剤系統の熱重合開始剤または別の重合開始剤成分により開始され、他の遊離物は重合の開始時および/または重合の間に添加されること;そして(c)いったん重合が終了し、重合容器と脱ガス容器との圧力差が3バール以下に減圧されたら、重合体分散体が脱ガス容器に排出され、加熱および/または真空化により脱ガスされることを特徴とする、水性媒体におけるエチレン不飽和単量体のラジカル重合方法に関するものである。
請求項(抜粋):
a)最初に重合のために使用される混合水および重合に必要とされる出発物質、例えば、単量体、種ラテックス、緩衝物質、乳化剤および/または保護コロイドなどを全部または一部を予備混合装置に導入し、充分に混合し、そして重合容器に移す前に、重合温度まで加熱し、熱ラジカル開始剤が使用されるなら最初に重合開始剤は導入されず、レドックス重合開始剤系統が使用されるなら個々の重合開始剤成分だけが導入される工程;b)既に重合温度まで加熱された混合物を重合容器に移し、該重合容器の壁は混合物を供給する際および重合する間に冷却することにより重合温度以下の温度に維持され、熱重合開始剤またはレドックス重合開始剤系統の他の重合開始剤成分を計量導入することにより重合を開始し、もし適切なら、残りの出発物質もその出発時および/または重合の間に計量導入される工程;そしてc)重合の終了後および重合容器と脱ガス容器の圧力差が3バール以下となるように圧力補正後、脱ガス容器中に重合体分散体を排出し、加熱および/または真空化することにより脱ガスする工程から成る、水性媒体中におけるエチレン不飽和単量体のラジカル重合の方法。
IPC (4件):
C08F 2/00 MAD ,  C08F 2/00 MDB ,  C08F 2/22 MBL ,  C08L 27/06 LFS
FI (4件):
C08F 2/00 MAD ,  C08F 2/00 MDB ,  C08F 2/22 MBL ,  C08L 27/06 LFS
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭47-033269
  • 特開昭57-170914

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