特許
J-GLOBAL ID:200903046888216079

オレフィンポリマーフィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-020174
公開番号(公開出願番号):特開平7-026084
出願日: 1994年02月17日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 エチレンコポリマーを不均質相オレフィンポリマー組成物とブレンドすることにより、低い弾性率、良好な引裂強さ、高い弾性回復率、低い引取共振、及びその他全ての望ましい特性を有する組成物を得る。【構成】 不均質相オレフィンポリマー組成物と、エチレンとCH2 =CHRで表されるα-オレフィン(式中、Rは直鎖又は枝分れのC1-8 アルキル)とのコポリマーとのブレンドを含むフィルム又はシートを製造する。該不均質相オレフィンポリマー組成物は、(a)プロピレンホモポリマー又はコポリマー、(b)室温又は周囲温度でキシレンに不溶である本質的に線状のエチレンコポリマー成分、及び(c)室温又は周囲温度でキシレンに溶解するエチレンコポリマー成分を含む。更に、該ブレンドを含む層を、例えばラミネーション又は共押出等により、熱可塑性フィルム材料等の少なくとも片面に適用する。
請求項(抜粋):
フィルム又はシート材料であって、1)(a)約10〜50部の、80より大きいアイソタクチック指数を有するプロピレンホモポリマー、又は、(i)プロピレンとエチレンとのコポリマー、(ii)プロピレンと、エチレンと、CH2 =CHRで表されるα-オレフィン(式中、Rは直鎖又は枝分れのC2-8 アルキル)とのコポリマー、及び(iii)プロピレンと(ii)で定義されたα-オレフィンとのコポリマー、からなる群から選ばれるコポリマーであって、80%を超えるプロピレンを含有し、80より大きいアイソタクチック指数を有する前記コポリマー;(b)約5〜20部の、半結晶質の、約20〜60%の結晶化度を有する本質的に線状のコポリマー成分であって、該コポリマーは、(i)55%を超えるエチレンを含む、エチレンとプロピレンとのコポリマー、(ii)エチレンと、プロピレンと、(a)(ii)で定義されたα-オレフィンとのコポリマーであって、1〜10%の前記α-オレフィンと、55%を超えるエチレン及び該α-オレフィンとを含むコポリマー、及び(iii)55%を超える(a)(ii)で定義されたα-オレフィンを含む、エチレンと該α-オレフィンとのコポリマー、からなる群から選ばれ、該コポリマーが室温又は周囲温度でキシレンに不溶である前記コポリマー;及び(c)約40〜80部のコポリマー成分であって、該コポリマーは、(i)20%から40%未満までのエチレンを含む、エチレンとプロピレンとのコポリマー、(ii)エチレンと、プロピレンと、(a)(ii)で定義されたα-オレフィンとのコポリマーであって、前記α-オレフィンの量が1〜10%であり、エチレン及び該α-オレフィンの量が20%から40%未満までであるコポリマー、及び(iii)エチレンと(a)(ii)で定義されたα-オレフィンとのコポリマーであって、20%から40%未満までの前記α-オレフィンを含むコポリマー、からなる群から選ばれ、該コポリマーが室温又は周囲温度でキシレンに溶解し、1.5〜4.0デシリットル/gの固有粘度を有する前記コポリマー;を含む不均質相オレフィンポリマー組成物であって、成分(b)と成分(c)との合計が、オレフィンポリマー組成物全体に基づいて約50%〜90%であり、重量比(b)/(c)が0.4未満である、前記オレフィンポリマー組成物95〜60重量%と、2)0.875g/cm3 以上の密度を有する、エチレンとCH2 =CHRで表されるα-オレフィン(式中、Rは直鎖又は枝分れのC1-8 アルキル)とのコポリマー5〜40重量%、とのブレンドを含む、前記材料。
IPC (4件):
C08L 23/14 LCD ,  C08J 5/18 CES ,  C08L 23:06 ,  C08L 23:12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-283252

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