特許
J-GLOBAL ID:200903046890087332

自動分析装置の反応容器のメンテナンス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-241902
公開番号(公開出願番号):特開平5-080057
出願日: 1991年09月20日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【目的】自動分析装置において反応容器におけるデータ誤差を除き、より信頼性のあるデータを提供する。【構成】複数の異なる材質の反応容器よりなる反応ディスク,サンプル分注機構,試薬分注機構,コンピュータ,反応容器交換機構より構成され、分析項目と反応容器の材質から、反応容器のダメージを判断し、最適な反応容器で分析する自動分析装置。【効果】データ異常がなくなり、より信頼性の高い分析が可能となる。また、反応容器の交換の手間がなくなり検査の時間の短縮につながる。
請求項(抜粋):
セミディスポーザブルの反応容器,検体容器に入った検体を反応容器に分注するための検体サンプリング機構,該反応容器に一定量の試薬を分注するための試薬分注機構,検体と試薬とを混和させるための撹拌機構,反応容器内の反応液の化学反応を一定温度下で進行させるための反応容器を浸す恒温水槽,反応液の吸光度変化を調べる吸光光度計,分析の終了した反応液を反応容器から吸引除去し次の分析に使用できるように反応容器を洗浄する反応容器洗浄機構,全体を制御するコンピュータ、とから成る自動分析装置で、ルーチン分析や装置のメンテナンス動作で反応容器が反応容器洗浄機構で洗浄されたらその反応容器の受けるダメージおよび分析試薬によって反応容器がダメージを受けるとき、その分析項目のダメージの大きさに応じて、数値化してあらかじめ入力しておき、反応容器が分析に使用されている期間それらダメージを個々の反応容器について加算していき、そのダメージの合計値がある値を超えたときその反応容器は使用期限切れとアラームを表示する機能を備えたことを特徴とする自動分析装置の反応容器のメンテナンス。

前のページに戻る