特許
J-GLOBAL ID:200903046895492120
車両用シート
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
秋山 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-103880
公開番号(公開出願番号):特開平11-278128
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 衝突時、乗員のズレ上がり現象を抑え、シートバック下部が後方に有効に撓み変形することにより、乗員の腰部をシートバック内に深く保持して、安全性を高めると共に、乗員の左右揺動を防止する横方向剛性を高める。【解決手段】 シートバックフレーム20の下部に設置するクロスメンバー30において、横方向に2分割され、サイドフレーム23に片持ち式に固着される左右のアウターパイプ40,40と、この左右のアウターパイプ40,40内にスライド可能に内挿されるインナーパイプ50とから構成し、衝突時、左右のアウターパイプ40,40が左右側及び後方側に容易に撓むと共に、左右のアウターパイプ40,40内でインナーパイプ50がスライド動作することにより、衝撃吸収を有効に行なえ、乗員の腰部をシートバック12内に深く保持できる。
請求項(抜粋):
シートバックのシートバックフレームの下部に衝撃吸収機能を持つクロスメンバーを配設した車両用シートにおいて、前記クロスメンバーは、左右に2分割され外側端末がサイドフレームに固着される片持ち式のアウターパイプと、左右のアウターパイプに跨がり、アウターパイプ内にスライド可能に内挿されるインナーパイプとから構成され、シートバックに衝撃が加わった際、アウターパイプが左右側に拡がるように移動して後方に撓み、該アウターパイプ内でインナーパイプが摺動することにより、クロスメンバーが所定ストローク量後方側に撓み変形することを特徴とする車両用シート。
IPC (2件):
FI (2件):
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