特許
J-GLOBAL ID:200903046901857801

真空誘導炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-144101
公開番号(公開出願番号):特開平7-004867
出願日: 1993年06月16日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】設置床面積が小さく、傾動装置が不要であり、出湯装置の気密性を充分に確保し、るつぼの底部の出湯口から溶湯を大気中に出湯する。【構成】るつぼ11などからなる誘導炉14は、気密な有底筒状の炉枠6内に設置されて溶湯5を貯留する。炉枠6をシール7を介して上蓋8で開閉可能にする。上蓋8に、炉枠6内を真空に又は不活性ガスなどの気体で充填する気体制御装置10を接続する。炉枠6とるつぼ11との底部を下方に貫通するように設けた出湯口21に、これを開閉する出湯装置22を取付ける。出湯装置22の下方のシール空間23を気密に覆うように板状のシール装置24を設ける。シール装置24は、分離面Sにより分離可能であり、シール空間23と炉枠6内は連通穴25で連通する。炉枠6の耳6aを吊って昇降装置で昇降する。シール装置24は移動装置26に載せられる。出湯口21の下方に鋳型20を配置する。
請求項(抜粋):
気密構造の有底筒状の炉枠と、この炉枠の上方にシールを介して開閉可能な上蓋と、前記炉枠内を真空に又は気体で充填する第1の気体制御装置と、前記炉枠の内部に設けられてるつぼと誘導コイルと継鉄とを備える誘導炉と、から構成される真空誘導炉において、前記炉枠と前記るつぼとの底部を下方に貫通する出湯口と、この出湯口を開閉する出湯装置と、この出湯装置の下方のシール空間を気密に覆い前記炉枠と上下方向及び水平方向に相対的に分離可能なシール装置と、前記シール空間を真空に又は気体で充填する第2の気体制御装置とを設けることを特徴とする真空誘導炉。
IPC (4件):
F27D 3/14 ,  F27B 14/04 ,  F27B 14/06 ,  F27D 11/06

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