特許
J-GLOBAL ID:200903046910050090
スクロール型圧縮機
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-218980
公開番号(公開出願番号):特開平8-082294
出願日: 1994年09月13日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】各自転防止機構に対する給油のメンテナンスフリー化を図る。【構成】少なくとも3組の各自転防止機構Rにスラスト軸受62、63を配して、可動スクロール4に作用するスラスト力を分承させる一方、シ-ル手段64によって囲封された各自転防止機構内蔵の各閉塞空域70には、圧送形グリース貯蔵器72に連なる給油通路71を開口させ、圧縮機自体の醸成圧力気体を利用して、貯蔵器72の封入グリースを各閉塞空域70へ同時送給するように構成したので、他のエネルギ源を必要とすることなく長期にわたってグリースの補給を継続することができる。
請求項(抜粋):
固定スクロールと、該固定スクロールと互いに渦巻体の位相をずらして噛合する可動スクロールと、該可動スクロールの背面とこれを支持するハウジングの対向面との間に配設された少なくとも3組の自転防止機構とを有し、駆動軸に偏心連結された駆動ブッシュと主軸受を介して嵌合する該可動スクロールが、該自転防止機構によって自転を拘束された状態で公転することにより、両渦巻体間に形成される作動室の容積を縮小させながら順次中心方向へ移動させ、これによって該作動室に取り込まれた気体の圧力を高めて吐出するようにしたスクロール型圧縮機において、上記自転防止機構は、軸方向に延在して互いに嵌り合い、かつ相対的な運動規制によって可動スクロールに公転のみ許容する規制ピン及び規制リングと、該規制リングの外周域に配置されて該可動スクロールを支承するスラスト軸受とを包含してなり、該自転防止機構のさらに外周域にはこれらをすべて囲封するシール手段を設けて、囲封された閉塞空域に給油通路を開口させるとともに、該給油通路に連なって設置された圧送形グリース貯蔵器の入力側を、圧縮機の高圧系から導出された給圧通路と接続したことを特徴とするスクロール型圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311
, F04C 29/02 311
, F16N 11/10
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