特許
J-GLOBAL ID:200903046912154411

燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-063703
公開番号(公開出願番号):特開平7-272738
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 燃料電池システム停止保管時に各部温度差の発生によってガス体積が変化しても、アノード極とカソード極の間及びそれらの各極と燃料電池容器との間を許容圧力差以下にする燃料電池システムを提供する。【構成】 燃料電池1のアノード極側ガス供給路及びアノード極側排ガス流路には、バルブ11、12が設けられ、一方燃料電池1のカソード極側ガス供給路及びカソード極側排ガス流路には、バルブ13、14が設けられている。従って、バルブ11、12及びバルブ13、14を閉じるとアノード極密閉路40とカソード極密閉路41が形成される。更に、アノード極密閉路40とカソード極密閉路41との流路間は、連結路44で連結され、この連結路44には、所定のクラッキング圧に設定された一対の逆止弁20、21が流れ方向を反対にするように並設されている。
請求項(抜粋):
燃料電池システムの停止後、パージガスにより燃料電池を不活性雰囲気に置換し、その後燃料電池本体を密閉状態にする燃料電池システムにおいて、アノード極側ガス流路を密閉して形成されたアノード極密閉路と、カソード極側ガス流路を密閉して形成されたカソード極密閉路と、前記アノード極密閉路とカソード極密閉路との流路間を連結する連結路と、前記連結路にガスの流れ方向を反対にして並設され所定のクラッキング圧に設定された一対の逆止弁と、を有し、燃料電池システムの停止保管時に燃料電池本体のアノード極密閉路とカソード極密閉路との間の圧力差を一定に保持することを特徴とする燃料電池システム。

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