特許
J-GLOBAL ID:200903046916519716

ポジ型感光性組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-031819
公開番号(公開出願番号):特開平11-327141
出願日: 1999年02月09日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】高い近赤外線感度を有し、保存性に優れたポジ型感光性組成物を提供する。【解決手段】アルカリ性現像液に可溶性のポリマーと、ジヒドロピリジン系化合物と、シアニン系の近赤外線吸収染料を含有する記録層を有し、該記録層中あるいはその隣接層中に近赤外線を吸収するシアニン染料、アミニウム染料、ジインモニウム染料及び、あるいはフタロシアニン化合物から選ばれた少なくとも一種を含有させた事を特徴とする感光性組成物。
請求項(抜粋):
支持体上に少なくとも、アルカリ性現像液に可溶性のポリマーと下記一般式[I]で示される化合物と下記一般式[II]で示される近赤外線吸収染料を含有する記録層を有し、該記録層中あるいはその隣接層中に、近赤外線吸収性のシアニン染料、アミニウム染料、ジインモニウム染料、およびフタロシアニン化合物から選ばれた少なくとも一種を含有させたポジ型感光性組成物に近赤外線を照射することにより、近赤外線照射部の現像液への溶解性が近赤外線未照射部の現像液への溶解性よりも増大することを特徴とするポジ型感光性組成物。【化1】〔一般式[I]において、R1、R5は同一または異なっても良いアルキル基であり、R2、R4は同一または異なっても良い-COOR′基、-COR′基、または-CN基(式中、R′はアルキル基、アラルキル基、あるいはアリール基である。)であり、R3はアルキル基、アルケニル基、アラルキル基、アラルケニル基、アリール基、あるいは芳香族複素環残基である。〕【化2】(一般式[II]において、R6は水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、あるいはジフェニルアミノ基を表し、R7、R8はアルキル基、アルコキシアルキル基、アシルオキシアルキル基、あるいはスルホアルキル基を表し、R9、R10は水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、あるいはフェニル基を表し、フェニル基の場合には染料骨格のフェニル基と縮合してナフタレン環を形成しても良い。Z1は染料骨格の炭素原子上の置換基であって、染料骨格の炭素原子と連結してシクロヘキセン環あるいはシクロペンテン環を形成する二価の炭化水素残基、あるいは独立した2個の水素原子、あるいは独立した2個のアルキル基である。X1、X2は硫黄原子、置換基を有してもよいメチレン基、あるいは無置換のビニレン基であって、メチレン基の置換基は、炭素数6以下の二つのアルキル基、あるいは炭素数6以下のスピロ環を形成する炭化水素残基である。Y-は染料の対アニオンを表すが、R7、R8が、共にスルホアルキル基の場合は、染料自体が中性分子となるため、不要である。)
IPC (5件):
G03F 7/039 501 ,  C08L 61/06 ,  G03F 7/00 503 ,  G03F 7/004 505 ,  C08L 25/18
FI (5件):
G03F 7/039 501 ,  C08L 61/06 ,  G03F 7/00 503 ,  G03F 7/004 505 ,  C08L 25/18

前のページに戻る