特許
J-GLOBAL ID:200903046916996263

複写機の記録用半導電性ポリイミド系無端ベルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 浩一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-133334
公開番号(公開出願番号):特開2004-029769
出願日: 2003年05月12日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】転写ベルトにおける極めて重要な要素である転写効率と除電効率との相反する関係を解決し、電気抵抗値のバラツキが極めて小さく、安定していてベルトの表面精度、厚み精度等における抜群の品質を有し、使用中に層間剥離も生ぜず、しかも耐熱性が良好で機械的特性も卓越している複写機の記録用半導電性ポリイミド系無端ベルトを提供する。【解決手段】導電性物質を含有するポリイミド系前駆体を閉環イミド化してなる熱硬化性ポリイミド系樹脂層からなる表面層と、導電性物質を含有するポリイミド系前駆体を閉環イミド化してなる熱硬化性ポリイミド系樹脂層からなる裏面層との二層を有する遠心成形法により形成された無端ベルトであって、前記表面層と裏面層との二層が同時に閉環イミド化されてなり、前記表面層の表面電気抵抗値が109Ω/□〜1013Ω/□であり、前記裏面層の表面電気抵抗値より大きく、かつ無端ベルトの体積電気抵抗値が前記表面層の表面電気抵抗値より小さい値を有する複写機の記録用半導電性ポリイミド系無端ベルトに構成するものである。
請求項(抜粋):
導電性物質を含有するポリイミド系前駆体を閉環イミド化してなる熱硬化性ポリイミド系樹脂層からなる表面層と、導電性物質を含有するポリイミド系前駆体を閉環イミド化してなる熱硬化性ポリイミド系樹脂層からなる裏面層との二層を有する遠心成形法により形成された無端ベルトであって、前記表面層と裏面層との二層が同時に閉環イミド化されてなり、前記表面層の表面電気抵抗値が109Ω/□〜1013Ω/□であり、前記裏面層の表面電気抵抗値より大きく、かつ無端ベルトの体積電気抵抗値が前記表面層の表面電気抵抗値より小さい値を有することを特徴とする複写機の記録用半導電性ポリイミド系無端ベルト。
IPC (3件):
G03G15/16 ,  B29C41/04 ,  B29C41/22
FI (3件):
G03G15/16 ,  B29C41/04 ,  B29C41/22
Fターム (25件):
2H200FA02 ,  2H200JC03 ,  2H200JC13 ,  2H200JC15 ,  2H200JC16 ,  2H200LC03 ,  2H200MA02 ,  2H200MA20 ,  2H200MB01 ,  2H200MB02 ,  2H200MB04 ,  2H200MB05 ,  2H200MB06 ,  4F205AA40 ,  4F205AE03 ,  4F205AE10 ,  4F205AG03 ,  4F205AG16 ,  4F205GA01 ,  4F205GB01 ,  4F205GB22 ,  4F205GC04 ,  5G301DA18 ,  5G301DA51 ,  5G301DD10
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平3-089357
  • シームレスベルト
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-315560   出願人:グンゼ株式会社
  • 特開昭61-110519
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審査官引用 (4件)
  • 特開平3-089357
  • シームレスベルト
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-315560   出願人:グンゼ株式会社
  • 特開昭61-110519
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