特許
J-GLOBAL ID:200903046918910749

スチールコードとの加硫接着に好適なゴム組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-271705
公開番号(公開出願番号):特開平7-126441
出願日: 1993年10月29日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 ゴムに特定の化合物を配合することにより、スチールコードとの加硫接着性およびゴムの硬度を改良する。【構成】 天然ゴムなどのゴム成分(A)100重量部あたり、(B)次式(式中、Xは炭素数1〜8の脂肪族基、無置換フェニルまたは、水酸基もしくは炭素数1〜4の脂肪族基で置換されたフェニル、YおよびZはそれぞれ、水素原子、水酸基または炭素数1〜4の脂肪族基である)で示される4-アシルレゾルシン系化合物を0.5〜10重量部、(C)ホルムアルデヒド発生剤を0.3〜10重量部、および(D)有機酸コバルト塩をコバルト量に換算して0.1〜1重量部配合して、ゴム組成物を得る。また、このゴム組成物をスチールコードとの接触下で加硫して、両者を接着する。【効果】 スチールコードとの接着性が向上し、かつ高硬度のゴムが得られる。
請求項(抜粋):
(A)天然ゴム、スチレンブタジエン共重合ゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、アクリロニトリルブタジエン共重合ゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴムおよびハロゲン化ブチルゴムから選ばれるゴム100重量部に、(B)式(I)(式中、Xは、炭素数1〜8の脂肪族基、無置換のフェニルまたは、水酸基もしくは炭素数1〜4の脂肪族基で置換されたフェニルを表し、YおよびZはそれぞれ独立に、水素、水酸基または炭素数1〜4の脂肪族基を表す)で示される4-アシルレゾルシン系化合物を0.5〜10重量部、(C)加熱によりホルムアルデヒドを発生する化合物を0.3〜10重量部、および(D)有機酸コバルト塩をコバルト量に換算して0.1〜1重量部含有してなることを特徴とするゴム組成物。
IPC (8件):
C08L 21/00 KCY ,  B32B 25/04 ,  B60C 9/20 ,  C08K 5/00 ,  C08K 5/09 KDB ,  C08K 5/13 KDC ,  B29C 65/70 ,  B29K 21:00

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