特許
J-GLOBAL ID:200903046922374193

加工性に優れた高靭性高炭素鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-348483
公開番号(公開出願番号):特開2003-147485
出願日: 2001年11月14日
公開日(公表日): 2003年05月21日
要約:
【要約】【目的】 軸受けや歯車などの高硬度鋼製機械部品の製造に適した、打抜き加工性や絞り加工性と熱処理後の靭性を兼備させた高炭素鋼板を提供することを目的とする。【構成】 C:0.6〜1.3質量%、Si:0.5質量%以下、Mn:0.2〜1.0質量%、P:0.02質量%以下、S:0.01質量%以下を含み、残部が実質的にFeの組成を有する鋼を、熱延条件、冷延条件および焼鈍条件の調整により、炭化物の最大長さが5.0μm以下で、炭化物球状化率が90%以上、かつ粒径が1.0μm以上の球状炭化物の体積が全球状炭化物体積の20%以上である炭化物と等軸状フェライトとからなる組織を有し、さらに断面硬さが250HV以下で、しかもJIS5号引張試験片の平行部長手方向中央位置における幅方向両サイドに開き角45度、深さ2mmのVノッチを入れた試験片を用いて引張試験を行い、平行部長手方向中央の標点間距離10mmに対する破断後の伸び率として表される切欠き引張伸びが15%以上のものとする。
請求項(抜粋):
C:0.6〜1.3質量%、Si:0.5質量%以下、Mn:0.2〜1.0質量%、P:0.02質量%以下、S:0.01質量%以下を含み、残部が実質的にFeの組成を有し、炭化物の最大長さが5.0μm以下で、炭化物球状化率が90%以上、かつ粒径が1.0μm以上の球状炭化物の体積が全球状炭化物体積の20%以上である炭化物と等軸状フェライトとからなる組織を有し、さらに断面硬さが250HV以下で、しかもJIS5号引張試験片の平行部長手方向中央位置における幅方向両サイドに開き角45度、深さ2mmのVノッチを入れた試験片を用いて引張試験を行い、平行部長手方向中央の標点間距離10mmに対する破断後の伸び率として表される切欠き引張伸びが15%以上であることを特徴とする加工性に優れた高靭性高炭素鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/54
FI (4件):
C22C 38/00 301 S ,  C21D 9/46 G ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/54
Fターム (26件):
4K037EA02 ,  4K037EA07 ,  4K037EA08 ,  4K037EA09 ,  4K037EA11 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA17 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EB06 ,  4K037FC03 ,  4K037FC04 ,  4K037FE01 ,  4K037FE02 ,  4K037FF02 ,  4K037FG01 ,  4K037FJ04 ,  4K037FJ05 ,  4K037FM02 ,  4K037HA02
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る