特許

J-GLOBAL ID：200903046930181370

有機エレクトロルミネッセント素子の製造方法

発明者： 古川 顕治 ,  泉澤 勇昇 ,  小池 俊弘
出願人/特許権者： チッソ株式会社
代理人 (1件)： 野中 克彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-276515
公開番号（公開出願番号）：特開平11-097173
出願日： 1997年09月24日
公開日（公表日）： 1999年04月09日
要約：

【要約】【課題】 電気的に絶縁した複数本の帯状の微細なパターンの第二電極を有し、ショートのない有機EL素子を簡便に製造する方法を提供する。【解決手段】 複数本形成されている電導体からなる第一電極層2と、該第一電極上に該第一電極と直交するよう帯状に複数本形成されている絶縁体からなる隔壁3が構成された基板1上に、単層もしくは複数層の有機層4およびその上に第二電極5を全面に形成して、隔壁上の第二電極材料を剥離する。さらに、該隔壁上の第ニ電極材料を剥離する際に、粘着剤を所望の厚さに塗布した平板またはロールを、第二電極の積層された有機EL素子表面に密着させることにより、画素部分に粘着剤が接触することなく、隔壁上の電極を容易かつ完全に剥離して、第二電極を帯状に形成する有機EL素子を製造する。

請求項（抜粋）：

互いに対向する複数本の帯状に配置された第一電極と第二電極とからなる電極対と、該電極対間に有機層とを有し、該電極対に挟まれた複数の部分を発光領域とするエレクトロルミネッセント素子の製造法において、複数本の帯状の第一電極と該電極と直交するように絶縁体からなる複数本の帯状隔壁を配置した基板上に、単層もしくは複数層の有機層、ついで該有機層上の表面全体に第二電極を形成した後、隔壁の上部分に存在する第二電極材料を、粘着剤を用いて剥離する工程を含むことを特徴とする有機エレクトロルミネッセント素子の製造方法。

IPC (4件)：

H05B 33/10 ,  G09F 9/30 365 ,  H05B 33/22 ,  H05B 33/26

FI (4件)：

H05B 33/10 ,  G09F 9/30 365 B ,  H05B 33/22 Z ,  H05B 33/26