特許
J-GLOBAL ID:200903046940346016

ロールコネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-061726
公開番号(公開出願番号):特開平6-275355
出願日: 1993年03月22日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 ロータ2の回転領域をフラットケーブル3の渦巻き状態が中立状態となる領域とそれ以外の領域とに分けた場合に、中立領域ではフラットケーブル3の動きを少なくし、それ以外の領域ではフラットケーブル3を動き易くすることにより、自動車のステアリング装置に用いるロールコネクタにおけるフラットケーブル3のがさつきを実質的に防止しつつ滑らかな動きを確保する。【構成】 環状スペースS内でフラットケーブル3の片側のエッジに対向して配置した弾性押さえ板5に、所定の角度範囲だけ突出する凸部6を形成するとともに、ステータ1に位置規制プレート7を固定して、ロータ2が中立領域内にあるときに、押さえ板5の周方向一部分をフラットケーブル3のエッジ側へ押圧して弾性的に接近移動させる一方、ロータ2が中立領域から外れたときには押さえ板5を解放する。
請求項(抜粋):
相対回転可能なステータ(1)とロータ(2)との間に形成された大略環状のスペース(S)に、渦巻き状に巻かれたフラットケーブル(3)が収納され、該フラットケーブル(3)の一端がステータ(1)側に固定されるとともに他端がロータ(2)側に固定され、さらに、該環状スペース(S)内で該ロータ(2)の回転軸に略直交して配置されて内面が該フラットケーブル(3)の片側のエッジに対向する大略環板状の弾性押さえ板(5)を備えたロールコネクタにおいて、上記ステータ(1)に対するロータ(2)の位置関係が上記フラットケーブル(3)の渦巻き中立状態に対応する中立領域内にあるときに、上記押さえ板(5)の周方向一部分を該フラットケーブル(3)のエッジ側へ押圧して弾性的に接近移動させる一方、該ロータ(2)が中立領域から外れたときに該押さえ板(5)を解放する位置規制手段(6,7)を備えたことを特徴とするロールコネクタ。
IPC (3件):
H01R 35/04 ,  B60R 16/02 ,  B62D 1/04

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