特許
J-GLOBAL ID:200903046943975235

カメラのフィルム巻上げ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-100588
公開番号(公開出願番号):特開平8-271958
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】 フィルムが1駒分給送される途中で、給送不能に陥ったとき、フィルム給送用モータへの通電を確実に断ち、電源電池の無用の消耗と、フィルム給送用モータの損傷を防止する。【構成】 モータスイッチ106は、撮影動作終了後のレリーズ釦の押圧解除に伴ってモータ巻上げ接点W側に切り替り、1駒の給送終了後、モータ短絡接点Sに切り替る。モータ巻上げ接点Wにモータスイッチ106が切り替ると、第1スイッチングトランジスタ102がオフ、第2トランジスタ103がオン、モータ駆動トランジスタ101がオンとなってフィルム給送用モータMを回転させてフィルムを給送させ、1駒の給送時間を越えた時定時間が経過すると、時定コンデンサ105、充電用抵抗112からなる時定回路により第1のスイッチングトランジスタがオンに反転し、モータ駆動トランジスタ101をオフとさせるので、フィルム給送用モータMへの通電は停止される。
請求項(抜粋):
フィルム給送用モータでフィルム巻上げ中にストロボ回路の充電を禁止するようにしたカメラのフィルム巻上げ制御装置において、可動接片が電源電池の正極側に接続され、この可動接片が、常時は前記フィルム給送用モータの正負極間を短絡するモータ短絡接点側に接触し、撮影完了後のレリーズ釦の押し下げ解除で巻上げ接点側に接触し、フィルムの1駒分の巻上げ完了に伴い前記モータ短絡接点側に接触するモータスイッチと、1駒のフィルム巻上げ時間より若干長い時定数を持つ時定コンデンサと充電用抵抗の直列回路からなり前記モータスイッチの巻上げ接点を介し電源に接続される時定回路と、前記時定コンデンサに並列に接続されカメラのレリーズ釦の押し下げでオンとなり撮影完了後のレリーズ釦の押し下げ解除でオフとなるレリーズ連動スイッチと、前記モータスイッチの巻上げ接点に一端が接続された制限抵抗と、前記時定コンデンサと充電用抵抗との接続点にベース抵抗を介してベースが接続され、前記制限抵抗の他端にエミッタが接続され、前記時定回路の時定コンデンサと充電用抵抗との接続間電位が所定電位に達するとオフからオンに転ずる第1スイッチングトランジスタと、電源に対し前記フィルム給送用モータと直列に接続されたモータ駆動トランジスタと、このモータ駆動トランジスタと前記第1スイッチングトランジスタとの間に接続され、第1スイッチングトランジスタのオン-オフ動作に応じて前記モータ駆動トランジスタをオフ-オン動作の制御を司る第2スイッチングトランジスタと、を具備し、 撮影後、レリーズ釦の押し下げ解除で前記モータスイッチの可動接片がモータ短絡接点側から巻上げ接点側に切り替ると共に上記レリーズ連動スイッチがオフとされた時点から前記時定回路で定まる時定時間の経過前は、前記モータ駆動トランジスタを介して前記フィルム給送用モータに通電し、前記時定時間が経過してもフィルム1駒分の巻上げが行われない場合は、前記第1スイッチングトランジスタをオンとし、前記モータ駆動トランジスタをオフとして前記フィルム給送用モータへの通電を断つと共に、前記制限抵抗を介して前記第1スイッチングトランジスタに正帰環をかけて、当該オン状態を保持させるように構成したことを特徴とするカメラのフィルム巻上げ制御装置。
IPC (2件):
G03B 17/00 ,  G03B 15/05
FI (2件):
G03B 17/00 J ,  G03B 15/05
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 特開昭56-052737
  • 特開昭56-072428
  • 特開昭52-034717
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