特許
J-GLOBAL ID:200903046947384819

締結具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-159627
公開番号(公開出願番号):特開平8-004742
出願日: 1994年06月20日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 ボルトとナットとを用いた締結具において、確実に締め付けが緩むのを防止することができるとともに、高い精度の加工を必要とせず、安価で製造することができる締結具を得る。【構成】 ボルト1の先端から中心軸線に添ってスリット1aが切削され、このスリット1aがボルトの断面を放射状に分割するように設けられている。また、ボルトの頭部から中心軸線に添って中心穴が穿設されており、その深さは先端部のスリット1aが設けられた部分に至り、スリット1aと連続するように設けられている。さらに、ボルトの頭部から中心穴に挿入される挿入ピン4を備えており、この先端が中心穴の底部よりさらに先端側に突き入れられ、これによりボルトの先端部を放射状に拡開するようになっている。また、ナット2は、ボルトと螺号されたときの先端側で内径が拡大されたものを用いるのが望ましい。
請求項(抜粋):
ボルトとこれに螺合されるナットとを主要部とする締結具であって、前記ボルトは、先端から中心軸線に沿って切削され、ボルト断面を放射状に分割するスリットで先端部が複数に分割されるとともに、頭部から中心軸線に沿って穿設され、前記スリットで分割された部分で縮径されるか又は底部を有する中心穴を備え、該中心穴に挿入され、先端が前記縮径部又は中心穴の底部よりボルトの先端側に至り、前記ボルトの先端部を拡開する挿入ピンを有することを特徴とする締結具。
IPC (2件):
F16B 39/02 ,  F16B 39/06

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