特許
J-GLOBAL ID:200903046950905773
トランスファモールド装置とこれを用いたトランスファモールド方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
綿貫 隆夫
, 堀米 和春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-148851
公開番号(公開出願番号):特開2009-292076
出願日: 2008年06月06日
公開日(公表日): 2009年12月17日
要約:
【課題】低粘度な樹脂を用いた減圧成形による成形品のモールド樹脂部分にボイドを発生させることがなく、品質と歩留りをさらに向上させることを可能にする。【解決手段】ポット50にモールド用樹脂110が供給された後、制御部がキャビティ12とポット50内のエアとモールド用樹脂内110の水分とを排出するために、可動ピン62をエアベント60の流路から退避させエア吸引手段90を作動させる開始処理と、モールド用樹脂110の流頭がゲートを通過する前にエア給排装置90の動作を停止する停止処理と、キャビティ12内にモールド用樹脂110の流頭が到達した際にエア給排装置90の動作を再開させる再開処理と、モールド用樹脂110の流頭がエアベント60の直前位置まで到達した際に可動ピン62をエアベント60の流路内に進出させる閉塞処理とを含む切り替える切り替え制御処理を実行することを特徴とする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
ポット、前記ポット内を往復動して前記ポットに供給されたモールド用樹脂をカル、ランナおよびゲートを介してキャビティに圧送するプランジャ、前記キャビティに連通するように設けられたエアベント、および、前記エアベントの流路断面に進退出して前記エアベントの開閉状態を切り替える可動ピンを備えたトランスファモールド金型と、該エアベントを介してエアを吸引するエア吸引手段と、
前記可動ピンの進退出動作と前記エア吸引手段の動作を制御する制御部と、を有するトランスファモールド装置において、
前記制御部は、
前記ポット内に前記モールド用樹脂が供給され前記トランスファモールド金型をクランプした後に、前記可動ピンが前記エアベントの流路から退避した状態において前記エア吸引手段を作動させ、前記キャビティ内と前記ポット内のエアと、前記モールド用樹脂内の水分との排出を開始させる開始処理と、
前記プランジャにより押し出された前記モールド用樹脂の流頭が前記ゲートを通過する前に、前記エア吸引手段の動作を停止する停止処理と、
前記モールド用樹脂の流頭が、前記キャビティ内に到達した際に、前記エア吸引手段の動作を再開させる再開処理と、
前記モールド用樹脂の流頭が、前記エアベントの直前位置まで到達した際に、前記可動ピンを前記エアベントの流路内に進出させて前記エアベントを閉塞させる閉塞処理と、を含む切り替え制御処理を実行することを特徴とするトランスファモールド装置。
IPC (3件):
B29C 45/34
, B29C 33/10
, B29C 45/76
FI (3件):
B29C45/34
, B29C33/10
, B29C45/76
Fターム (19件):
4F202AM32
, 4F202AP20
, 4F202AR20
, 4F202CA12
, 4F202CB01
, 4F202CB17
, 4F202CP01
, 4F202CP06
, 4F202CP10
, 4F206AM32
, 4F206AP20
, 4F206AR20
, 4F206JA02
, 4F206JB17
, 4F206JD04
, 4F206JL02
, 4F206JM04
, 4F206JP17
, 4F206JQ03
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
樹脂封止装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-378398
出願人:トーワ株式会社
前のページに戻る