特許
J-GLOBAL ID:200903046956886720

インバータ装置、ブラシレスDCモータの制御方法およびコンプレッサ駆動システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-164200
公開番号(公開出願番号):特開2004-015891
出願日: 2002年06月05日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
【課題】モータの温度変化にかかわらず、回転子の回転位置を精度良く検出し、且つ高効率、高出力で安定した運転を可能とする。【解決手段】電流偏差演算部21は、モータの等価モデル式に基づく推定電流Idm、Iqmと検出電流Id、Iqとの電流偏差ΔIdm、ΔIqmを求める。積分調節器24は、電流偏差ΔIqmを積分演算して推定速度起電力emを求め、比例調節器26と積分調節器27は、電流偏差ΔIdmを比例・積分演算して補正項を求める。推定速度起電力emと補正項に基づいて推定回転速度ωmおよび推定回転位置θmを求める。さらに、推定速度起電力emと推定回転速度ωmに基づいて磁束φを求め、積分調節器24と27の出力値に基づいて磁束φの変化割合Dφを求める。この磁束φを用いて、目標電流を常に最大トルク制御条件に保持する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
回転子に永久磁石が設けられたブラシレスDCモータを駆動するインバータ装置であって、 前記ブラシレスDCモータに流れる電流を検出する電流検出手段と、 この検出電流が前記ブラシレスDCモータの界磁方向成分であるd軸電流とこれに直交する成分であるq軸電流とに分離されるように回転座標変換を行う座標変換手段と、 前記ブラシレスDCモータの等価モデル式に基づいて界磁方向成分であるd軸推定電流とこれに直交する成分であるq軸推定電流とを演算する電流推定演算手段と、 前記d軸推定電流と前記d軸検出電流との差分であるd軸電流偏差および前記q軸推定電流と前記q軸検出電流との差分であるq軸電流偏差を演算する電流偏差演算手段と、 前記q軸電流偏差を積分演算することにより速度起電力を求める速度起電力演算手段と、 前記d軸電流偏差を比例演算および積分演算することにより補正項を求める補正演算手段と、 前記速度起電力演算手段により演算された速度起電力と前記補正演算手段により演算された補正項とに基づいて前記回転子の回転位置を求める回転位置演算手段と、 前記速度起電力演算手段における積分演算値と前記補正演算手段における積分演算値とに基づいて前記永久磁石の磁束または磁束変化割合を演算する磁束演算手段と、 この演算された磁束または磁束変化割合を用いて目標電流を設定する目標電流設定手段と、 d軸およびq軸について前記目標電流と前記検出電流とが一致するように制御する電流制御手段とを備えていることを特徴とするインバータ装置。
IPC (4件):
H02P6/16 ,  F25B1/00 ,  H02P6/18 ,  H02P21/00
FI (4件):
H02P6/02 341N ,  F25B1/00 361D ,  H02P6/02 371S ,  H02P5/408 C
Fターム (37件):
5H560AA02 ,  5H560BB04 ,  5H560BB12 ,  5H560DA14 ,  5H560DB20 ,  5H560DC12 ,  5H560EB01 ,  5H560JJ16 ,  5H560TT13 ,  5H560TT15 ,  5H560UA06 ,  5H560XA02 ,  5H560XA04 ,  5H560XA12 ,  5H560XA13 ,  5H560XA15 ,  5H560XB10 ,  5H576AA10 ,  5H576DD02 ,  5H576DD07 ,  5H576EE01 ,  5H576EE11 ,  5H576EE18 ,  5H576FF01 ,  5H576FF03 ,  5H576GG02 ,  5H576GG04 ,  5H576HA04 ,  5H576HB02 ,  5H576JJ03 ,  5H576JJ04 ,  5H576JJ06 ,  5H576JJ17 ,  5H576JJ22 ,  5H576JJ24 ,  5H576LL22 ,  5H576MM12

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