特許
J-GLOBAL ID:200903046963561372

フォーカルプレンシャッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-131113
公開番号(公開出願番号):特開平10-319472
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】先羽根群のバウンド防止に好適なカメラ用フォーカルプレンシャッタを提供すること。【解決手段】先羽根群は、シャッタ地板1に枢着された二つのアーム6,7と、それらに枢支された羽根8,9,10,11で構成されている。先羽根用駆動部材18は、駆動ばねによって時計方向へ付勢されており、露光作動開始位置においては、鉄片部材19が電磁石の鉄芯部材23に吸着され保持されている。この駆動部材18の作動ピン18bは、孔1gを貫通し、アーム6の孔に嵌合している。また、シャッタ地板1の下方背面側には緩衝部材4が取り付けられている。露光作動の終了時には、先ず、スリット形成羽根11が緩衝部材4に当り、次に羽根8,10が同時に当り、最後に羽根9が当るように設計されている。それによって、羽根の相互の運動方向が逆になりバウンド力が抑制されることになる。
請求項(抜粋):
略中央部に各々露光用の開口部が形成されていて所定の間隔を空けて相互に取り付けられている二つの地板と、夫々の一端部を支点にして往復回動する複数のアームにそれらの他端部に向けて複数枚の羽根を順次枢支した構成をしていて前記二つの地板の間に配置されている先羽根群と、前記先羽根群を往復作動させ露光作動時には前記先羽根群の羽根を前記開口部を覆う展開位置から前記開口部から退避した重畳位置へ作動させる先羽根用駆動部材と、夫々の一端部を支点にして往復回動する複数のアームにそれらの他端部に向けて複数枚の羽根を順次枢支した構成をしていて前記二つの地板の間に配置されている後羽根群と、前記後羽根群を往復作動させ露光作動時には前記後羽根群の羽根を前記開口部から退避した重畳位置から前記開口部を覆う展開位置へ作動させる後羽根用駆動部材と、前記二つの地板の少なくとも一方に設けられており前記先羽根群の羽根が露光作動の終了段階において当接する緩衝部材とを備えていて、前記緩衝部材には、先ず、前記先羽根群の一部の羽根が当接し、続いて、他の羽根が当接するように構成されていることを特徴とするフォーカルプレンシャッタ。
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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