特許
J-GLOBAL ID:200903046968531374

磁歪式トルクセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315296
公開番号(公開出願番号):特開平10-153502
出願日: 1996年11月26日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 コンパクトな磁歪式トルクセンサ、あるいは回転軸長方向に温度勾配が発生するような構成の磁歪式トルクセンサの温度による出力変動を解消する。【解決手段】 回転軸1の磁歪部分の一部に、複数の傾斜したトルク検出用磁気異方性部分21を形成し、その部分に近接して励磁コイル31、検出コイル41を配置し、励磁コイル31に交流の励磁電流を通電する励磁信号発生部11と、検出コイル41によって検出された信号に基づいて、回転軸1に作用するトルクの処理を行う信号処理部13とを備えた磁歪式トルクセンサにおいて、トルク検出時に印加トルクにほぼ比例したトルク信号を出力する励磁電流周波数と印加トルクの変化に対して検出コイル31の出力信号が変化しない励磁電流周波数とを励磁コイル41に切り換えて通電する励磁電流手段を設けた。
請求項(抜粋):
磁歪部分を有する回転軸の前記磁歪部分の一部に、前記回転軸の軸長方向に対して傾斜する複数のトルク検出用磁気異方性部分を形成し、前記回転軸のトルク検出用磁気異方性部分に近接して励磁・検出コイルを配置し、前記励磁コイルに交流の励磁電流を通電する励磁信号発生部と、前記検出コイルによって検出された信号に基づいて、前記回転軸に作用するトルクの処理を行う信号処理部とを備えた磁歪式トルクセンサにおいて、トルク検出時に印加トルクにほぼ比例したトルク信号を出力する励磁電流周波数と印加トルクの変化に対して前記検出コイルの出力信号が変化しない励磁電流周波数とを前記励磁コイルに切り換えて通電する励磁電流手段を設けたことを特徴とする磁歪式トルクセンサ。

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