特許
J-GLOBAL ID:200903046972534060

高減衰建物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-106558
公開番号(公開出願番号):特開平5-302451
出願日: 1992年04月24日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】 装置に生じる速度と荷重の関係が線形に近くなる特性を有する減衰装置を用い、建物架構に対する減衰装置の配置を工夫することで、より合理的で、振動抑制効果の高い高減衰建物を提供する。【構成】 柱2、梁3等からなる多層階の建物架構1について、耐震要素としての逆V形ブレース5を2層通しで設け、ブレース5の頂部と梁3とを減衰装置10で連結する。減衰装置10は装置に生じる速度と荷重の関係が線形に近くなる特性を持つものであり、建物架構1に所定の減衰係数cを与える。ブレース5を2層通しで設け、減衰装置10を1層おきに配置する構成により、各層ごと耐震要素と減衰装置を設ける場合に比べ、より小さな減衰係数で1次減衰定数のピークに達し、かつより大きな減衰定数が得られる。また、1次固有周期の変化が減衰係数の変化に対して敏感になり、周期変化が急峻となる。
請求項(抜粋):
多層階の建物の柱梁架構に対し、複数層にわたる耐震要素を設け、前記柱梁架構と前記耐震要素間、または前記耐震要素の中間に、所定の減衰係数を有するダンパーとしての減衰装置を介在させ、前記建物内に設置した複数の減衰装置により該建物に所定の減衰係数を与えたことを特徴とする高減衰建物。
IPC (2件):
E04H 9/02 311 ,  F16F 15/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-261171

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