特許
J-GLOBAL ID:200903046973778817

紡績用ポリエステル繊維処理用油剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-254515
公開番号(公開出願番号):特開平6-108361
出願日: 1992年09月24日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 ポリエステル繊維製造工程において、高温処理してもスカムの蓄積が少なく、高速カード、高速練条、高速粗紡等の前紡において優れた操業性を有し、かつ高速のリング紡績および高速ローター式オープンエンド紡績に適用できるポリエステル繊維用の油剤を提供する。【構成】 a)平均炭素数が14〜20である飽和脂肪族炭化水素基を有し、全酸基の70〜100%がカリウムで中和されているアルキル燐酸エステルカリウム塩を45〜75重量%;b)40〜80°Cの融点を有するパラフィンワックスと乳化剤の比率がワックス/乳化剤=50/50/〜70/30(w/w)であるパラフィンワックス乳化物を10〜35重量%;およびc)下式(I)および/または(II):【化1】で示されるカチオン型界面活性剤を10〜20重量%を含有するポリエステル繊維処理用油剤。
請求項(抜粋):
a)平均炭素数が14〜20である飽和脂肪族炭化水素基を有し、全酸基の70〜100%がカリウムで中和されているアルキル燐酸エステルカリウム塩を45〜75重量%b)40〜80°Cの融点を有するパラフィンワックスと乳化剤との比率がワックス/乳化剤=50/50〜70/30(w/w)であるパラフィンワックス乳化物を10〜35重量%c)下式(I)および/または(II):【化1】[式中、Rは炭素数10〜18の側鎖を有してもよい飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基を示し、R1、R2及びR3はそれぞれ独立してメチル基またはエチル基を示し、m+n=2〜10、Xはメチルサルフェート、エチルサルフェート、ジメチルホスフェートからなる群から選択されるイオン性残基を示す]で示されるカチオン型界面活性剤を10〜20重量%を含有するポリエステル繊維処理用油剤。
IPC (4件):
D06M 13/463 ,  D06M 13/02 ,  D06M 13/292 ,  D06M101:32
FI (3件):
D06M 13/46 ,  D06M 13/02 ,  D06M 13/32
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-227455
  • 特開昭48-064297

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