特許
J-GLOBAL ID:200903046984062201

自動車用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-359681
公開番号(公開出願番号):特開平5-178065
出願日: 1991年12月27日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 日射量の影響に外気温度を考慮することにより最適風量とすること。【構成】 設定温度と、内気温度と、外気温度と、日射量とに基づいて演算される必要吹出温度に応じて、風量指令値を決定する風量決定手段(141)と、外気温度が高くなる程、日射量の増加に伴って最小風量が増加する傾向をを大きくした特性に基づいて、外気温度及び日射量に対応する最小風量を決定する最小風量決定手段(142)と、風量指令値と最小風量指令値とを比較し大きい方の指令値で送風機を制御する風量制御手段(143、144、145、146)とを有する。外気温度が低い冬期は夏期に比べて日射量による最小風量の増加傾向が少なく制御されるため、冬期は日射量が比較的多くても風量は小さく抑制される。
請求項(抜粋):
車室内に風を送り込む送風機を外部から付与された風量指令値に応じた速度で駆動する送風機駆動手段と、車室内の温度を設定する温度設定手段と、車室内の温度を検出する内気温検出手段と、車室外の温度を検出する外気温検出手段と、車室内へ侵入する日射量を検出する日射量検出手段とを備えた自動車用空調装置において、少なくとも前記設定手段により設定された設定温度と、前記内気温検出手段により検出された内気温度と、前記外気温検出手段により検出された外気温度と、前記日射量検出手段により検出された日射量とに基づいて演算される必要吹出温度に応じて、前記送風機駆動手段に出力する前記風量指令値を決定する風量決定手段と、前記外気温度が高くなる程、前記日射量の増加に伴って最小風量が増加する傾向をを大きくした特性に基づいて、検出された前記外気温度及び前記日射量に対応する最小風量を決定する最小風量決定手段と、前記風量決定手段により決定された前記風量指令値と、前記最小風量決定手段により決定された前記最小風量指令値とを比較し、大きい方の指令値を前記送風機駆動手段に出力する風量制御手段とを設けたことを特徴とする自動車用空調装置。

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