特許
J-GLOBAL ID:200903046986705991

複式液封コントロールマウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 清光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-089214
公開番号(公開出願番号):特開平10-281214
出願日: 1997年04月08日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 アイドル領域全域における低動バネを実現する。【解決手段】 第1の支持部材1、第2の支持部材2及び弾性部材3により、内部に液室を形成し、さらにこの液室内を仕切壁により主室8と副室9に区画する。仕切壁6には第1のオリフィス通路20と第2のオリフィス通路30を形成し、第1のオリフィス通路20は途中に切換用開口41設ける。弾性部材3の一部に可動部12を設け、作動部材13により張力を可変にする張力可変手段をなすとともに、一体のオリフィス長切り換えバルブ14により切換用開口41を開閉して第1のオリフィス通路20のオリフィス長を可変とするオリフィス長可変手段をなす。第2のオリフィス通路30の副室側出口である第2のオリフィス出口用開口46をダイアフラム51と一体のアイドルバルブ50で開閉することによりアイドルオリフィス選択手段をなす。アイドル領域においてこれら各手段を組み合わせて作動させることにより、効率的かつ広範囲に低動バネを実現する。
請求項(抜粋):
振動源側へ取付けられる第1の支持部材と、車体側へ取付けられる第2の支持部材と、これらの間に設けられる略円錘体状の弾性部材とにより、弾性部材を壁の一部とする液室を形成し、この液室内を仕切壁により主室と副室に区画するとともに、これら主室と副室を常時連通する第1のオリフィス通路と、アイドル時のみ連通する第2のオリフィス通路とを仕切壁に形成した液封マウントにおいて、前記第1のオリフィス通路の長さを可変とするオリフィス長可変手段と、弾性部材の一部を可動部とし、この張力を可変とする張力可変手段と、前記第2のオリフィス通路を開閉するアイドルオリフィス選択手段とを設け、これら3手段を組み合わせて動作させることによりアイドル領域の動バネ特性を低動バネになるよう制御することを特徴とする複式液封コントロールマウント。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 13/00 630 F ,  B60K 5/12 G

前のページに戻る