特許
J-GLOBAL ID:200903046988654553

コンソールボックス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-195569
公開番号(公開出願番号):特開平10-016649
出願日: 1996年07月05日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 物品収納部に対する物品の収納または取出しを容易に行なう。【解決手段】 係合部材38の操作片38bを上方へ付勢してコンソールリッド14をコンソール本体12から開放すると、ボス48,48と係合溝28,28との係合が保持されると共に、後端係合部46と受片40aとの係合が解除されることにより、ケース体16は支持レバー32,32の上昇移動下に該ボス48,48を回動中心として後部側が引上げられ、第2物品収納部18の上方開口部を前方へ指向させた傾斜状態に起立変位させる。なお、係合部材38の操作片38bを上方へ付勢することなくコンソールリッド14をコンソール本体12から開放すると、ケース体16はコンソールリッド14の裏面に合体した状態で共に回動して、第1物品収納部20の上方開口部20aが開放される。
請求項(抜粋):
車両の運転席に設けられ、内部に第1物品収納部(20)を画成してなるコンソール本体(12)と、この第1物品収納部(20)の上方に開閉自在に格納され、内部に第2物品収納部(18)を画成したケース体(16)と、前記コンソール本体(12)に開閉自在に枢支され、この上方部を覆蓋するコンソールリッド(14)と、このコンソールリッド(14)と前記ケース体(16)の前端部を係脱自在に係合する係合部材(38)とからなり、前記係合部材(38)によりコンソールリッド(14)とケース体(16)とを係合した状態で該コンソールリッド(14)を開放すると、第1物品収納部(20)の上方開口部(20a)が開放され、前記係合部材(38)によりコンソールリッド(14)とケース体(16)との係合を解除した状態で該コンソールリッド(14)を開放すると、該第2物品収納部(18)の上方開口部(18a)が開放されるよう構成したコンソールボックスにおいて、前記コンソールリッド(14)における裏面前部に垂下状態に配設され、互いに対向しながら前後に揺動可能な左右一対の支持レバー(32,32)と、前記支持レバー(32,32)の揺動端において、水平な同一軸線上で互いに対向し合うように立設した支点軸(36,36)と、前記ケース体(16)の両端略中央に設けられ、前記支点軸(36,36)を嵌入することにより、該ケース体(16)を回動自在に支持させる支持孔(42a,42a)と、前記ケース体(16)の両端前方から水平外方へ突出し、前記第1物品収納部(20)における上方開口部(20a)の両側に凹設した係合溝(28,28)に係合可能なボス部(48,48)と、前記コンソールリッド(14)の前部下方に設けた前記係合部材(38)に一体成形され、常には前記ケース体(16)の前端係合部(44)と係合すると共に、操作片(38b)を上方へ付勢すると該前端係合部(44)との係合が解除される鉤部(38d)と、前記コンソールリッド(14)の裏面後部に設けられ、前記ケース体(16)の後端係合部(46)を係合可能に保持する受片(40a)を有する受部材(40)とから構成され、前記係合部材(38)の操作片(38b)を上方へ付勢することなくコンソールリッド(14)をコンソール本体(12)から開放すると、前記ボス(48,48)が係合溝(28,28)から抜出ると共に、後端係合部(46)と受片(40a)との係合が保持されることにより、ケース体(16)はコンソールリッド(14)の裏面に合体した状態で共に回動して、前記第1物品収納部(20)の上方開口部(20a)が開放され、前記係合部材(38)の操作片(38b)を上方へ付勢してコンソールリッド(14)をコンソール本体(12)から開放すると、前記ボス(48,48)と係合溝(28,28)との係合が保持されると共に、後端係合部(46)と受片(40a)との係合が解除されることにより、ケース体(16)は支持レバー(32,32)の上昇移動下に該ボス(48,48)を回動中心として後部側が引上げられ、前記第2物品収納部(18)の上方開口部(18a)を前方へ指向させた傾斜状態に起立変位するよう構成したことを特徴とするコンソールボックス。
IPC (2件):
B60R 7/04 ,  B65D 43/16
FI (2件):
B60R 7/04 C ,  B65D 43/16 Z

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