特許
J-GLOBAL ID:200903046991040795

車両用電動ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-317279
公開番号(公開出願番号):特開平11-147458
出願日: 1997年11月18日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 従来の電動ブレーキ装置は、通常制動時に常に駆動源であるモータに電気が流れ、電力消費が大きいので問題を無くすることである。【解決手段】 電動アクチュエータ6として不可逆機構(図のそれはウォームギヤ12)を有するものを用いる。また、ブレーキパッド5の押圧力を検出する押圧センサ15を追設し、このセンサ15の出力の微分値の絶対値が第1閾値より小、踏力センサ2又は押圧センサ15の出力が第2閾値より大の条件が成立したときに、モータ11への通電を止め、ウォームギヤ12の働きでブレーキピストン8の戻りを阻止して制動力保持を行うようにした。この制動力保持は、踏力センサ2の出力の微分値の絶対値が第3閾値を上回ったときには解除する。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作力又はブレーキ操作量を検出する第1センサの出力に基づいて電動アクチュエータを制御し、その電動アクチュエータで摩擦材をロータに押圧して車輪に制動力を付与する車両用電動ブレーキ装置において、制動力を検知する第2センサと、第1、第2センサ出力の微分回路と、第2センサ出力の微分値を第1閾値と比較する回路、第1センサ又は第2センサの出力を第2閾値と比較する回路及び第1センサの出力の微分値を第3閾値と比較する回路と、第2センサ出力の微分値の絶対値が第1閾値より小、かつ、第1センサ又は第2センサの出力が第2閾値より大の条件が成立したときに電動アクチュエータに制動力の保持指令を出し、第1センサ出力の微分値の絶対値が第3閾値より大きいときには制動力保持の解除指令を出す制御回路とを設け、さらに、電動アクチュエータによる制動力保持が機械的になされるようにしたことを特徴とする車両用電動ブレーキ装置。
IPC (3件):
B60T 8/00 ,  F16D 65/18 ,  F16D 65/34
FI (3件):
B60T 8/00 Z ,  F16D 65/18 A ,  F16D 65/34
引用特許:
審査官引用 (2件)

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