特許
J-GLOBAL ID:200903046992039545

再送制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-184084
公開番号(公開出願番号):特開平10-084336
出願日: 1997年07月09日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【目的】 余分なオーバーヘッドを付加することなく、モジュロの一周によるデータ順序の入れ替わりを防止した高効率な再送制御方法を提供することである。【解決手段】 送信側は、モジュロMで巡回するフレーム番号の付いたフレームを、連続的に受信側に送信し続ける。受信側は、受信したフレーム中に誤りを検出した場合、当該フレームのフレーム番号を付したリジェクトを返送する。送信側は、このリジェクトに応答して、該当するフレームを受信側に再送する。このような再送制御を行う場合において、同一フレームに対して返送可能なリジェクトの上限回数Nrを予め決定しておき、受信側は、同一フレームに対するリジェクトの返送を上限回数Nrを越える前に打ち切る。これによって、フレーム番号のモジュロが一周する前に、同一フレームに対するリジェクトの返送を打ち切ることができ、結果としてモジュロの一周によるデータ順序の入れ替わりを防止することができる。
請求項(抜粋):
モジュロMで巡回するフレーム番号の付いたフレームを送信側から受信側に対して連続的に送信する際に、伝送誤りの生じたフレームについて、再送制御により誤り訂正を行う方法であって、前記受信側は、受信したフレーム中に誤りを検出すると、誤りを検出したフレームのフレーム番号を付したリジェクトを前記送信側に返送し、前記送信側は、前記リジェクトを受信すると、当該リジェクトに含まれるフレーム番号に対応するフレームを前記受信側に再送し、フレーム番号のモジュロが一周する間に、同一フレームに対して返送可能なリジェクトの上限回数Nrを予め決定しておき、前記受信側は、同一フレームに対するリジェクトの返送を前記上限回数Nrを越える前に打ち切ることを特徴とする、再送制御方法。
IPC (2件):
H04L 1/18 ,  H04L 29/08
FI (2件):
H04L 1/18 ,  H04L 13/00 307 Z

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