特許
J-GLOBAL ID:200903047010409979

電圧制御発振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-129381
公開番号(公開出願番号):特開平7-336216
出願日: 1994年06月13日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 入力電圧に比例して発振周波数が変化するVCOの線形領域を広げる。【構成】 2個のバイアス電圧発生部51,52は、入力電圧Vi に対してそれぞれ異なった出力電圧特性を有し、入力電圧Vi に基づいた出力電圧をトランスファゲート電圧53,54に送出する。各トランスファゲート電圧53,54は入力電圧のレベルに応じたインバータ55,56の出力で相補的にオン、オフし、バイアス電圧発生部51,52の出力電圧を選択してPMOS61c〜65cのゲートに与える。一方、NMOS61d〜65dのゲートには入力電圧Vi が与えられている。PMOS61c〜65c及びNMOS61d〜65dの導通状態の変化により、各インバータ61〜65の出力の遅延時間が制御され、リングオシレータの発振周波数が入力電圧に対して線形に変化する。
請求項(抜粋):
入力電圧に対応したバイアス電圧を生成するバイアス電圧発生回路と、内臓した奇数段のインバータにおける各段のインバータの出力電圧が遅延して次段のインバータへそれぞれ供給され最終段のインバータの出力電圧が遅延して初段のインバータに供給されて発振し、前記入力電圧と前記バイアス電圧とに基づいて該各段のインバータの出力電圧の遅延が制御されて該発振周波数が変化するリングオシレータとを備え、前記入力電圧に対応した周波数を出力する電圧制御発振器において、前記バイアス電圧発生回路は、前記入力電圧に対してそれぞれ異なる出力電圧特性を持つ複数のバイアス電圧発生部を有し、前記入力電圧に応じて前記複数のバイアス電圧発生部の生成する電圧を前記バイアス電圧として選択する構成とした、ことを特徴とする電圧制御発振器。
IPC (2件):
H03L 7/099 ,  H03K 3/354

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