特許
J-GLOBAL ID:200903047010961221

空気タイヤの製造方法およびこの方法で製造されたタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-020162
公開番号(公開出願番号):特開平11-286059
出願日: 1999年01月28日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 方法工程が二つの互いに分割されている方法部分AとBとに分割され空気タイヤを造るための方法およびこの方法で造られたタイヤを提供すること【解決手段】 方法工程Aにおいて少なくともビード補強部およびビードコア、コア支持体とホーン輪郭とを備えている第一のタイヤ組立部品をタイヤ断面に関して頂上面に対して垂直方向で実際にそれぞれ一つのカーカス半部分を形成するカーカス層から組立て、引続き加硫型内で少なくとも部分的に加硫処理し、表面および一つ或いは多数の強度担持体に所定の断面輪郭を賦与し、この場合方法工程Bにおいてそれぞれ二つのタイヤ組立部品をベルト結束体、一層の一部分から成る或いは多部分から成る層のベルトプライおよびトレッド条片を添えることにより互いに結合し、完全なタイヤに組立て、同様に加硫処理工程を施す。
請求項(抜粋):
【請求項01】 この方法が、可能な限り十分に空気透過性の層から成るインナーライナと強度担持体を備えている少なくとも一つのカーカス層、ホーン形材、ビードコア、サイドウオール並びにベルト結束体、そして場合によっては一層或いは多層のベルトプライおよび空気タイヤとを備えているタイヤの段階的な組立てから成り、製造方法が二つの互いに切はなされている方法工程Aと方法工程Bとに分割されている様式の、空気タイヤを造るための方法において、方法部分Aにおいて少なくともビード補強部およびビードコア、ビードエイペックスコアとホーン形材とを備えている第一のタイヤ組立部品をタイヤ断面に関して頂上面に対して垂直方向で実際にそれぞれ一つのカーカス半部分を形成するカーカス層から組立て、引続き加硫型内で少なくとも部分的に加硫処理し、表面および一つ或いは多数の強度担持体に所定の断面輪郭を賦与し、この場合方法工程Bにおいてそれぞれ二つのタイヤ組立部品をベルト結束体、場合によっては少なくとも一層の一部分から成る或いは多部分から成るベルトプライおよびトレッド条片を添えることにより互いに結合し、完全なタイヤに組立て、同様に加硫処理を施すことを特徴とする方法。【請求項02】 方法工程Aにおいてサイドウオールの部分を第一のタイヤ組立部品と加硫処理し、方法工程Bにおいて欠けているサイドウオールの部分でもって完全なタイヤに組立てることを特徴とする請求項1に記載の方法。【請求項03】 方法工程Aにおいてインナーライナの部分を第一のタイヤ組立部品と加硫処理し、方法工程Bにおいてインナーライナの欠けている部分と共に加硫処理し、完全なタイヤに組立てることを特徴とする請求項1或いは2に記載の方法。【請求項04】 方法工程Aにおいて第一のタイヤ組立部品を、タイヤ断面に関してインナーライナが方法工程Bにおいて行なわれる完全なタイヤへの組立ての際に重なり合うような寸法に設定されているこのインナーライナと共に加硫処理することを特徴とする請求項1或いは2に記載の方法。【請求項05】 方法工程Aにおいて加硫処理されたカーカス層の寸法を、このカーカス層が方法工程Bにおいて行なわれる完全なタイヤへの組立ての後ベルト層の領域内において互いに間隔をおいて形成されるように設定し、この場合方法工程Bにおいて間隔をおいて設けられたカーカス層によって形成される中間空域を相応する幅の材料条片で充填することを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つに記載の方法。【請求項06】 方法工程Aにおいて半径方向で外方のカーカス層を、その中を走る強度担持体の層に関して非対称的にゴム化し、比較的厚いゴム化部を備えているサイドが外方になるように組立てることを特徴とする請求項1から5までのいずれか一つに記載の方法。【請求項07】 カーカス層の中を走る強度担持体の半径方向で外方の層のゴム化部が層の各々の側において混合物組成に関して異なることを特徴とする請求項1から6までのいずれか一つに記載の方法。【請求項08】 方法工程Aにおいて加硫処理されたカーカス層の層折返しを、その領域が下方において下方のコア縁部から44mmの最低間隔で、そして方法工程Bにおいて上方において組立られたベルト層のベルト縁部領域により区画することを特徴とする請求項1から7までのいずれか一つに記載の方法。【請求項09】 方法工程Aにおいて第一のタイヤ組立部品に方法工程Bにおいて製造された完成タイヤのカーカスの輪郭と実際に一致する輪郭を賦与することを特徴とする請求項1から8までのいずれか一つに記載の方法。【請求項10】 方法工程Bにおいて熱収縮性の強度担持体、特にナイロン糸から成るベルトプライを組立ることを特徴とする請求項1から9までのいずれか一つに記載の方法。【請求項11】 方法工程Bにおいて、完成タイヤを生のまま組立てられたトレッド条片を接合することにより組立てることを特徴とする請求項1から10までのいずれか一つに記載の方法。【請求項12】 方法工程Bにおいてサイドウオールの各々に生のサイドウオール被覆条片を組立てることを特徴とする請求項1から11までのいずれか一つに記載の方法。【請求項13】 方法工程Bにおいてインナーライナの未だ欠けている部分をゴム条片として多数の互いに並列している或いは少なくとも部分的に重なり合っている巻体を大体らせん状に巻上げることを特徴とする請求項3から12までのいずれか一つに記載の方法。【請求項14】 この方法が、可能な限り十分に空気透過性の層から成るインナーライナと強度担持体を備えている少なくとも一つのカーカス層、ホーン形材、ビードコア、サイドウオール並びにベルト結束体、そして場合によっては一層或いは多層のベルトプライおよび空気タイヤとを備えているタイヤの段階的な組立てから成り、製造方法が二つの互いに切はなされている方法工程Aと方法工程Bとに分割されている様式の、空気タイヤを造るための方法により製造される空気タイヤにおいて、方法部分Aにおいて少なくともビード補強部およびビードコア、ビードエイペックスコアとホーン形材とを備えている第一のタイヤ組立部品をタイヤ断面に関して頂上面に対して垂直方向で実際にそれぞれ一つのカーカス半部分を形成するカーカス層から組立てられ、引続き加硫型内で少なくとも部分的に加硫処理され、表面および一つ或いは多数の強度担持体に所定の断面輪郭が賦与され、この場合方法工程Bにおいてそれぞれ二つのタイヤ組立部品をベルト結束体、場合によっては少なくとも一層の一部分から成る或いは多部分から成るベルトプライおよびトレッド条片が添えられることにより互いに結合され、完全なタイヤに組立てられ、同様に加硫処理が施されていることを特徴とする空気タイヤ。
IPC (7件):
B29D 30/08 ,  B29C 33/02 ,  B29C 35/02 ,  B60C 9/02 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:24 ,  B29L 30:00
FI (4件):
B29D 30/08 ,  B29C 33/02 ,  B29C 35/02 ,  B60C 9/02 Z

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