特許
J-GLOBAL ID:200903047015513898
内燃機関の負圧制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-010638
公開番号(公開出願番号):特開平10-151972
出願日: 1997年01月23日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】ブレーキブースタを備え、成層燃焼を行いうる内燃機関において、リッチ失火等の不具合を防止し、燃焼状態の安定化を図る。【解決手段】エンジン1の第1吸気弁6a及び第2吸気弁6b近傍のシリンダヘッド4内壁面周辺部には燃料噴射弁11が配置され、燃料噴射弁11からの燃料は、直接的に気筒1a内に噴射される。また、電子制御式のスロットル弁23よりも下流側の吸気ダクト20に対し、車両の制動力を確保するためのブレーキブースタ71が設けられる。電子制御装置(ECU)30は、ブレーキブースタ内相対圧が、基準値よりも小さい場合に、スロットル弁23の閉じ込み制御を実行する。ここで、成層燃焼時に閉じ込み制御が行われた場合には、ECU30は基本噴射時期から、閉じ込み補正項の大きさに応じた噴射時期補正項の分だけ進角側にずらして噴射を開始する。
請求項(抜粋):
自身に作用する負圧に基づいて、内燃機関の回転に基づき走行しうる車両の制動力を確保するためのブレーキブースタと、前記内燃機関に導入される吸入空気の量を絞ることにより、前記ブレーキブースタに負圧を作用させる負圧作用手段と、前記ブレーキブースタに作用する負圧の量を把握するための負圧量把握手段と、前記負圧量把握手段により把握された負圧量が基準値よりも小さい場合に、前記負圧作用手段を制御して前記ブレーキブースタに負圧を作用させる負圧確保制御手段と、前記内燃機関の気筒内に燃料を直接的に噴射することにより成層燃焼を行いうる燃料噴射手段と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、燃料の基本的な噴射時期を算出する噴射時期算出手段と、前記噴射時期算出手段の算出結果に基づき、前記燃料噴射手段からの燃料の噴射時期を制御する噴射時期制御手段とを備えた内燃機関の負圧制御装置において、成層燃焼が行われている状態で、かつ、前記負圧確保制御手段によって前記ブレーキブースタに負圧が作用している状態においては、前記噴射時期算出手段の算出結果よりも早い時期において前記燃料噴射手段からの燃料噴射を開始する噴射時期補正制御手段を設けたことを特徴とする内燃機関の負圧制御装置。
IPC (12件):
B60K 41/20
, B60T 13/52
, F02D 9/02
, F02D 29/02 341
, F02D 41/02 301
, F02D 41/04 305
, F02D 41/04 335
, F02D 41/12 310
, F02D 43/00 301
, F02D 43/00
, F02M 25/07 550
, F02M 25/07 570
FI (13件):
B60K 41/20
, F02D 9/02 U
, F02D 29/02 341
, F02D 41/02 301 F
, F02D 41/04 305 Z
, F02D 41/04 335 Z
, F02D 41/12 310
, F02D 43/00 301 B
, F02D 43/00 301 J
, F02D 43/00 301 K
, F02M 25/07 550 R
, F02M 25/07 570 A
, B60T 13/52 Z
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