特許
J-GLOBAL ID:200903047015609771

誘導減衰カプラを備えた角度位置センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  増井 忠弐 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  田中 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-027913
公開番号(公開出願番号):特開2004-184426
出願日: 2004年02月04日
公開日(公表日): 2004年07月02日
要約:
【課題】 本発明の概括的な目的は改良された角度位置センサを提供する。【解決手段】 非接触型角度位置センサは送信ディスクと受信ディスクを、間に導電減衰パターンを有するカプラディスクと共に並置する。送信ディスクと受信ディスクを完全に囲む誘導コイルのパターンは、中間のカプリングディスク上の対称導電パターンの角度位置に応じて個々に減衰される誘導カプリングを具備する。送信ディスクは、受信コイルが受信し復調し加算した時に、その相が中間カプラの角度位置を示す事が可能な独自の正弦波信号を提供する信号源で駆動される。カプラ上の導電パターンは線形出力を提供するように設計されている。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
軸周りの回転を検知する角度位置センサにおいて、 軸上に互いに向き合って並置された、1組の間隔を置いたほぼ円形状の送信ディスクおよび受信ディスクであって、前記受信ディスクが、前受信ディスクに沿って円形パターンに区画配置された所定数の独立した誘導コイルを保持しており、前記送信ディスクが、前記受信ディスクの前記コイルに誘導結合するために予め定められた無線周波数で信号源によって駆動されるコイル手段を保持している送信ディスクおよび受信ディスクと、 前記送信ディスク及び前記受信ディスクの間に配置され、前記軸周りに回転可能なカプラディスクであって、前記誘導結合を減衰するための対称導電パターンを有し、該パターンが、前記受信ディスクに保持された前記複数の誘導コイルのいずれに関しても、最大及び最小の減衰を与える回転角度位置と、該最大および最小位置の間にありほぼ線形比例する減衰を与える前記パターンの中間位置とを備えるカプラディスクと、 前記受信ディスクに保持された前記コイルに接続された手段であって、前記カプラディスクのそれぞれの角度位置に関して誘導された、前記信号源から送信された信号を復調し加算し、この加算によって、前記カプラディスクの回転角度に比例して変化する移相をもつほぼ正弦波形を生成する手段と、 前記移相を検知する手段と、 を備え、前記カプラディスクに保持された前記対称導電パターンが、2つの最大及び最小位置を有し、前記カプラディスクの1回転ごとに2サイクルを有するような2つのテーパーパターンを含むことを特徴とするセンサ。
IPC (1件):
G01D5/245
FI (1件):
G01D5/245 E
Fターム (6件):
2F077AA42 ,  2F077NN02 ,  2F077NN09 ,  2F077NN16 ,  2F077PP06 ,  2F077VV02

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