特許
J-GLOBAL ID:200903047016418350

状態推定オブザーバ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-266790
公開番号(公開出願番号):特開平7-121205
出願日: 1993年10月26日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】 高次モードやむだ時間などの寄生要素を含む制御系に対しても常に安定な状態推定を行い得る状態推定オブザーバ装置。【構成】 この装置Aは,制御入力uから出力観測値yS までの第1のルート内に存在する第1の寄生要素PI (S),PO (S)と第1のルートの動特性NY (S)との積と,制御入力uから入力観測値uS までの第2のルート内に存在する第2の寄生要素PY (S)と第2のルートの動特性NU (S)との積が等しくなるように両動特性を決定する動特性決定部2と,出力観測値yS に動特性決定部2により決定された第1のルートの動特性NY (S)を乗じた値yD と,入力観測値uS に動特性決定部2により決定された第2のルートの動特性NU (S)を乗じた値yD とを用いて制御対象1の状態推定を行う状態推定部3などから構成されている。上記構成により,高次モードやむだ時間などの寄生要素を含む制御系に対しても常に安定な状態推定を行うことができる。
請求項(抜粋):
制御対象からの出力を観測した出力観測値と,制御対象への制御入力を観測した入力観測値とに基づいて該制御対象の状態推定を行う状態推定オブザーバ装置において,上記制御入力から上記出力観測値までの第1のルート内に存在する第1の寄生要素と該第1のルートの動特性との積と,上記制御入力から上記入力観測値までの第2のルート内に存在する第2の寄生要素と該第2のルートの動特性との積が等しくなるように両動特性を決定する動特性決定部と,上記出力観測値に上記動特性決定部により決定された第1のルートの動特性を乗じた値と,上記入力観測値に上記動特性決定部により決定された第2のルートの動特性を乗じた値とを用いて上記制御対象の状態推定を行う状態推定部とを具備したことを特徴とする状態推定オブザーバ装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-213701
  • 特開平3-155383

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