特許
J-GLOBAL ID:200903047017171374

吸収性物品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 羽鳥 修 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-085670
公開番号(公開出願番号):特開平8-033677
出願日: 1995年04月11日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 透湿性に優れ、また初期接着性及び接着剤の塗工適正に優れ、且つ接着剤中又は透湿シート中の軟化剤成分が、透湿シート表面にしみだして透明化する現象が少なく、透湿シートの表面にべたつき感が生じたり、おむつ等の吸収性物品の外観を損なったり、その諸特性に悪影響が生じたり、保存時におむつ等の吸収性物品同志のブロッキングが生じたり、接着剤組成の変化により接着特性が経時的に変化したりする等、種々の弊害が少ない吸収性物品を提供すること。【構成】 接着剤が塗布された透湿シートを備えた吸収性物品において、上記透湿シートは、その主成分が、ポリプロピレン及び常温で液体である成分からなり、その透湿量が、0.5g/100cm2 ・h〜4g/100cm2 ・hであり、且つ50°Cで3日間保存した時の接着剤を塗布した部位の反射率の低下率が、20%以下である、ことを特徴とする吸収性物品。
請求項(抜粋):
接着剤が塗布された透湿シートを備えた吸収性物品において、上記透湿シートは、その主成分が、結晶性ポリオレフィンと、該結晶性ポリオレフィンの融点以上の温度では、該結晶性ポリオレフィンに対し混和性があり溶解するが、該結晶性ポリオレフィンの融点以下の温度では、該結晶性ポリオレフィンに対し相分離を起こす化合物とからなり、これらを溶解混合することにより、該結晶性ポリオレフィンと該化合物とからなる溶液を得、該溶液からシートを成形し、次いで該シートを少なくとも一つの方向に延伸することにより微細孔を形成させてなる多孔性シートであって、その透湿量が、0.5g/100cm2 ・h〜4g/100cm2 ・hであり、シートの幅方向における3%伸張時の荷重が100g/cm〜300g/cmであり、バルクソフトネスが55g以下であり、破断強度が250g/cm以上であり、且つ50°Cで1日間保存した時の上記接着剤を塗布した部位の反射率の低下率が、20%以下である、ことを特徴とする吸収性物品。
IPC (6件):
A61F 13/54 ,  A61F 5/44 ,  A61F 13/15 ,  B32B 5/18 ,  C08J 9/00 CES ,  C08L 23:02
FI (2件):
A41B 13/02 E ,  A61F 13/18 320
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭63-295650
  • 特開平4-084960
  • 特開昭63-309605
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審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-295650
  • 特開平4-084960

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