特許
J-GLOBAL ID:200903047022840004

自己修復型廃棄物処分施設

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-253589
公開番号(公開出願番号):特開2001-070906
出願日: 1999年09月07日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】 廃棄物処分場に敷設した遮水機構に破損が発生した場合に、破損と同時に自らの修復機能が発揮されて、浸出水が外部に流出する前に破損箇所を修復して遮水することができ、なおかつ、同一区間が再度破損しても直ちに修復することができる自己修復型廃棄物処分施設を提供している。【解決手段】 本発明による自己修復型廃棄物処分施設1は、遮水層の破損発生時に破損個所を自己修復すると共に浸出水との水位差を復元する複合遮水体4の遮水機構と、液状修復材を供給、循環して品質を維持する供給設備5、送水設備6及び排水設備7から構成される供給管理機構及び供給管理機構の健全作動を監視し、複合遮水体4の自己修復作動を支援する制御設備8の制御機構から構成しているので、廃棄物からの浸出水が廃棄物処分施設の外部に流出するのを防止し、同一区間における再度の破損にも対応できる効果を発揮している。
請求項(抜粋):
廃棄物処分場の基礎地盤上に敷設し、廃棄物側遮水層の上に修復対応層を敷設した上下部2層の遮水層間の中間層に液状修復材を供給充填して廃棄物からの浸出水よりも過圧力状態に維持して成り、該遮水層の破損発生時に破損個所から液状修復材を修復対応層へ浸透させて自己修復すると共に液状修復材の供給によって浸出水との水位差を復元する遮水機構、液状修復材を供給し循環によって液状修復材の品質を維持する供給管理機構及び遮水機構と供給管理機構との健全作動を監視し、遮水機構の破損発生に際して供給管理機構を稼働させて遮水機構に液状修復材を供給し、複合遮水体の自己修復作動を支援する制御機構から構成する自己修復型廃棄物処分施設。
Fターム (6件):
4D004AA46 ,  4D004BB04 ,  4D004BB05 ,  4D004BB06 ,  4D004DA02 ,  4D004DA07

前のページに戻る